あ!栗名月や~。
十三夜。栗飯とラ・フランスを供えました。
十五夜が芋名月と呼ばれるのに対し、
十三夜は栗や枝豆を供えることから、
栗名月とか豆名月と呼ばれているのです。
栗が真ん丸ではなく、ちょうど十三夜の月に似ています。
十五夜と十三夜の片方しか月見をしないことを、
「片見月」とか「片月見」といって忌むこともあるそうなので、
肌寒いでしょうが、晩秋の澄みわたる月光を愛でてみませんか?
今日は、映画鑑賞に行きました。
『父親たちの星条旗』クリント・イーストウッド監督。
kirukiruさんのブログを読んで、見たい気持が強くなって
映画館に行くと、たくさんの行列が!!
びっくりしましたが、彼らは『デス・ノート』を見るために
並んでいるのでした。
こちらは、大人が10人ほどで、一番見やすい席に座れました♪
内容は、
「英雄はつくられる」
「現実は過酷で残酷で・・敵も味方もない。真実は沈黙の中にある」
硫黄島のことは、歴史で勉強しましたが、あんまり記憶に残っていなかった・・・
今の高校生は、
世界史未履修の生徒も多く、たとえやっていたにしても
現代史は、軽くとばしてしまう授業がほとんどでしょう。
でも、
日本人は、この事実を知らなければならないと強く思いました。
戦争は、勝った負けたではないのだと
監督はメッセージを発しています。
きなくさい時勢だからこそ、今、こういう映画が作られたのは
決して偶然ではないはず。
心に重く響く映像を、何度も振り返りながら帰途につきました。
そしたら、
宅急便の不在通知が郵便受けに。
山形から、教え子が「ラ・フランス」を届けてくれました。
本場の味が楽しめる幸せ・・・そして
子どもたちを戦場におくる「役目」には、絶対になるまいと
心を新たにしたのでした。