ひとり
以前にも彼の本を読んで、感性と表現力に驚嘆しましたが、
今日も教育テレビ「トップランナー」を見て、
ますます強烈な個性に惹かれました。
帰国子女として、周りとの軋轢から定時制高校に転入したりと
彼の個性は、同じ日本人集団帰属意識とは異なるもので、
強い個性は、とかく「疎外」されることを身を持って体験したのです。
劇団ひとり・・・というネーミングは奥深い。
疎外されても、人を愛するひとりさんの
芸風と、今後は脚本を書きたいという夢に大きな拍手を送りたい。
几帳面な中に破天荒な情熱、
人間は多面的であればあるほど、おもしろいのね~。
アイディアを発想する秘訣は「歩く」こと。
時には15キロも歩く。
パソコンの前の椅子の周りをグルグルと200周も回る。
何度も何度も考え直し、自分を追い詰めてヒントをつかむ。
自分に妥協を許さない真摯な創作から産まれる独特の「笑い」の本質とは?
「笑い」とは、本質的に哀しみと表裏一体なんだ・・・
明日は「旅の香り」で、ヒロシさんのSP♪
このごろ、テレビに出なくなったヒロシさん。
どうやら、将来はプロデュースの仕事にシフトしそうな気配なんだけど、
芸人ヒロシに会えなくなるのは、ファンとしては寂しいな~。
でも、無理してまで舞台に出るのは彼にとって良くないので、
うまくシフトできるように祈るしかないか。