今朝は、登校指導。
校門の前に立ってお子様たちを迎えます。
かわいいね～、笑顔満面の生徒たちって♪
隣に、イチゴ農家の某先生。
「イチゴ、もうすぐシーズン終わりですね～♪
いただいたイチゴ、とってもおいしかったですよ～。
ところで、サクランボ農家がドロボーされて大変だそうだけど、
イチゴって、あまりそういう話聞きませんよね～（笑）」と私。
某氏
「とんでもない！今朝は私、明け方の4時まで見張りしてました。
両親は、3ヶ月間イチゴのビニールハウスで寝泊まりしていますよ。
もう、10年くらい前からこうなんですよ。巧みに盗んでいくので
どれだけやられたか・・・警察に言っても
なかなか犯罪として立件するのは難しいそうで・・・(>_<)」
私
「犯人はわかっているの？」
某氏
「はい、・・・同業者です、近所の。
うちの事情を知っていなければ、できないやりかたで盗むので。
一家中で、夜中にうろついてますよ。犬も連れてきて夜中の2時頃
散歩を装って、うちの周りをうろつきます。
いつだったか、袋に入れてきたのを目撃したことも・・・」
私
「じゃ、はっきりと言えばいいのに？！」
某氏
「向こうがウワテで、逆に名誉毀損だ！と反論してくるんです・・」
私
「現行犯でなければ、ダメなんだ～・・・じゃ、コンビニでやってる
赤外線センサーや防犯カメラをセットすればどうかしら？」
某氏
「実はソレやったんですが・・・親が機械の操作がわからないし、
カメラつけて夜通し見てるわけにもいかず・・・センサーも
コンセントを抜けばいいものを、親がペンチで切断してしまって（苦笑）」
私
「同業者だけに、しがらみもあるだろうし、大げさにしたくないという気持も
わかるけれど・・親御さんもお布団に寝られないのは大変なご苦労ですね・・・
なんか決め手が見つかるといいのだけれど。イチゴに印をつけておくわけにも
いかないでしょうし・・・(T_T) 泣き寝入りは悔しいでしょうね～」
某氏
「ホントにいたちごっこですよ。でもね、こちらが見張りしてるうちに
テキもあきらめて、今年は割と被害が少なかったですね。
どこか警備のゆるい農家に行ったような気配も・・・」
私
「犯人の家族、小さい子もいるんでしょ？ 家族でそんなことして
どんな子どもに育つのかしら、今は横取りしてトクしたって、
因果はめぐりますからね～、孫子の代には、どうなってるか・・・」
某氏
「本当に・・・」
