また 雪
早朝、大荒れにならないうちに墓参をすませ、
父と雑談。
このへんの歴史保存会のメンバーである父から、
興味深い話をさまざま聞く。
例えば、巨樹の大銀杏にまつわる伝説とか、
日本一のブナの巨木「ニドムカムイ」とか。
法力のある修験者が、なぜ?そこに。
実は、他にも大銀杏が立っている地が近くにある。
なぜ、銀杏の木でなければ水域を守護する力がないのか?
興味は尽きない。
近々、
八大龍王神様の祠のある「法量の大銀杏」に会いにいくつもり。
先般 漫画家の岡野玲子さんが訪れて
大蛇の脱皮したものが祠の前に横たわっているのを見たりしている。
彼女は現代の巫女だから、呼ばれたのかもしれない。
ジブリの宮崎さんとか、手塚さんとか、
ああいう「知っている方」たちは、不思議とこちらに来て
何かを得ていくものらしい。
東北の持つ「原初のパワー」とでもいおうか。
地元民のほうが知らないんだ、実は。
当たり前すぎて。
当たり前じゃないのにね。
人は見たいものしか見えない。