今日は雪が積もっていて、出かけるのがイヤになり、ずっと家にこもっています。
まるで冬眠中のクマみたいだｗ
で、
先日の上京レポート第２弾。
２日目は、某大学の授賞式＆レセプション。ちょうど修学旅行で行けない生徒の代理で出席しました。
何年ぶりかしら。審査員の先生方とはすでに面識がありましたが、
名誉教授で日本の歌壇の重鎮、岡野弘彦先生には初めてお会いできました。
いつもなら、岡野先生の弟子の方が参加されていましたので。
毎年、宮中歌会始の召人、撰者をなさっていらっしゃるので、ご存知の方も。
代々神官のお家柄、威厳と品格の高さ、神々しいばかりのオーラにあふれて
畏れ多い方とツーショット。
講評のお話の深さときたら・・・圧倒されるばかりで感銘を受けました。
「戦争で負けたことにより、じわじわと日本語が壊されてしまった・・・古文（歴史的仮名遣い）の中にこそ、
言葉の魂がある・・・」
「言葉の調べ、韻律の美しさこそ日本語の魅力、詠じることが大切・・・」など、数々の深みのあるお話が
まだしっかり心に残っています。９０歳近くになるというのに、背筋がすくっとして佇まいの矍鑠としたお姿に
偉大なる存在を感じました。
レセプションの様子はこんな感じです。
小説家 北村 薫 氏
全国から、選ばれた生徒達が集まっています。
こういう席に立ち会うと、その後の生徒は大きく成長します。 田舎の町では体験できない出会いが
生徒を変える。これは理屈ではありません。
そして、私自身もその恩恵をうけて、たくさんのことを学ぶことができました。
