narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

前川清さん

「私の隠れファンだという人が多いんですよ~(笑)なぜ隠れるのかと聞くと『バカにされるから』って」
歌の合間のMCで、観客を笑わせていらした前川さん。
なんだか・・・・ね~ アハハって笑って良いんだか。
彼の歌の世界って、しみじみと奥深いのに。笑いとの絶妙なバランスのとり方って、やはり藤山直美さんの芝居と共通項がいっぱいあるんだわ~。
人生って、そういうものだもんね。
笑いと悲しみのないまぜ。  
MCの中で、伊集院静さん作詞の歌をたくさん歌ってらっしゃると聞きました。伊集院さんも大好きな作家さんで、『哀しみの終りに』がおすすめ→http://www.youtube.com/watch?v=_SKhYogMTCY
本当に・・・・共感できるすばらしい歌詞です。
私見ですが、
男性歌謡歌手でピカイチなのが前川清さん、女性では ちあきなおみさん と断言します。
お二人とも、プロフェッショナルな技量がずば抜けているのはもちろんのこと、
さらに「自分」を突き放せる度量があります。
俳句もそうなんだけど、思い入れが過ぎるといいものはできません。「距離感」が大事です。
 
 
新幹線に乗る楽しみの一つは、「トランヴェール」というJR東北の機関誌の伊集院氏の巻頭エッセイを読むことだったんですが、もう彼の記事が掲載されなくなって久しいです。
昨日、仙台まで行く途中、これは面白い!と妙味深かったのは
「萩原浩さん」の巻頭エッセイでした。
くすっと笑ってしまった。1956年生まれ、『明日の記憶』で、山本周五郎賞を受賞なさって
『HOME愛しの座敷わらし』の原作者。どんなお顔の方かしら、と検索してもなかなか見つからず、ようやく映画の挨拶の画像で知りました。 ダンディ。
このエッセイ、「どなたかお医者様はいらっしゃいませんか?」という書き出しで始まります。
緊急のときに全く呼ばれないのが「小説家」というなりわいだという哀切とユーモア。名文。
 
夕食は、初夏の風物詩「天然ほや」と「もずくの酢の物」でございます♪
☆3つ~(^_^)/ 夏が来ました。
 
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