narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

鯛飯

食べ物でも人でも、生きているものと死んでいるものがある。
化粧をしていなくてもイキイキとしている自分と、魂が抜け落ちている自分と。
 病気になると、鮮度がガクッと落ちてしまう。生きるエネルギーがダウン。

茨木のり子さんの詩 「生きているもの・死んでいるもの」

生きている林檎 死んでいる林檎
それをどうして区別しよう
籠を下げて 明るい店先に立って

生きている料理 死んでいる料理
それをどうして味わけよう
ろばたで 峠で レストランで

生きている心 死んでいる心
それをどうして聴きわけよう
はばたく気配や 深い沈黙 ひびかぬ暗さを

生きている国  死んでいる国
それをどうして見破ろう
似たりよったりの虐殺の今日から

生きているもの 死んでいるもの
ふたつは寄り添い 一緒に並ぶ
いつでもどこでも 姿をくらまし       ( 茨木のり子『おんなのことば』所収 )

・・・・・・・茨木さんの詩は、深い・・・・
電子レンジでチンしたものと、心をこめてつくったものとの違いは大きい。
「本物」と「偽物」を見分けられる、健やかな自分でありたい。

「頼りない生牡蠣のような感受性」や
「震える弱いアンテナ」が もろくなってしまう自分を
鯛飯の力を借りて蘇らせよう♪
 
イメージ 1 ←父の朝ご飯用
鯛飯 水加減がもうひとつ、でした。
 
 
職場の4階まで伸びた朝顔のカーテン すごい生命力! 10月だというのに。
 
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