narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

父とケンカ

今日、CTを撮ったら、父の脳内の血がまだ消えていないとのこと。
医師が言うには、普通は自然に吸収されるんだが
高齢のせいだから 一時退院して様子をみましょう、と。
それで、明日、医師から娘たち家族に話をして退院日を決めることになった。
夕食をすませた父、金曜日に退院するか、と。 迷う父に苛立つ。
土曜日のほうが都合がいいと私がいうと、
会計が金曜日でないとできないから、と渋る父。
何も問題はないのに。 金曜日の会計で土曜日の分も決済できるはずなのに。
私たちは年度初めで、仕事を休むというのが難しい状況であると言うと、
 
「わかった。1人でタクシーを使って荷物を運ぶから、いい」と言い出す始末。
それは無理だから、とまたああでもないこうでもない堂々めぐり・・・。
 
途中から妹が来て、
また、その話になり、
「会計のことで金曜日に退院するって」と妹に経緯を告げると、
「どうしてオマエは決めつけるんだ!!」と急に怒り出す父。
さっき言ったこととまるで違う。 さっき自分でそう言ったじゃん。
目を三角にして私をとがめるのは、お門違いだ。
 
「毎日来て、いろいろ相談にのっているのになんでそういうの、もう!知らない!」 と
怒って病室を出た。
呆れて物がいえない。
こういう優柔不断さ、言うことが人によってエエかっこつける父の態度。
 
亡くなった母が、こういう父の性格に振り回されたことを思い出す。
私は父のそういう処に反発して、真逆なタイプの夫と結婚したんだ。。
 
妹に後で電話したら、やはり堂々めぐりをして、挙げ句の果てに妹のだんなに
説得されて、ようやく土曜日の午後に退院することに決まったそうだ。
妹のだんなさんは、当院に勤務しているので、そういう人からの話は素直に従う父だ。
 
なぜ
娘たちの都合の良い日に退院・・・と言えないのか、父は!
腹がたって悲しくて、いっしょうけんめい尽くしているのが馬鹿馬鹿しくなった。
 
しばらく父の顔はみたくない。
明日から病室に行かないことにする。 医師の話も妹が聞けばいい。
明日、3時間の時間休をとったけれど、それもキャンセルする。
風邪気味で鼻水が出るし。少しはこっちの身にもなってほしい。
やはり父との同居は無理だ・・・共倒れになる。
妹も同感。
「お父さんは、誰かと暮らすのが難しいひとだ・・・」 姉妹の共通した意見。
父を気遣う気持ちは二人とも同じなんだけれど。 せつない。
 
端からみれば、親に冷たい娘にみえるだろう。
老い先短い父にできる限り親孝行しようと思い 一生懸命やってきたが、