早朝のTVニュースで「武器輸出」の文字が飛び込んできた。
昔から、ある企業が武器製造販売をしていると知ってはいたが、
公に報道されることはなかった。
日本は４月、武器輸出の新たなルール「防衛装備品移転三原則」を導入。
従来の禁輸政策から緩和したもので、いよいよ政権の独壇場が始まった。
こういう形で、お茶の間に迷彩柄が日常化して報道されることになるのか。
そして
何の違和感も抱かずにメディア操作を受容している日本人の甘さを痛感する。
やがて、近所の下請け工場も、殺人武器の部品を請け負うことになりはしまいか。
あの自信たっぷりの笑顔は、国民をどこに導こうとしているのか。
拉致問題も、か。
69年もの長きにわたって、せき止められてきた戦争放棄が、いとも簡単に
愚かな為政者によって壊されていくのは、耐え難い。
そのうち、
政治屋よりも、軍部が台頭して国家を動かしていくのは歴史が物語っている。。
第二次世界大戦末期に青春時代を過ごした父は、心底現状を憂えている。
