narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

理数科の点数が上がったって

そうはいうけれど、意欲が下がったって結果が出たそうで・・。
そりゃそうでしょう。
理科数学の単位を増やして、芸術科目や家庭科、生活科目をどんどん減らしてやってりゃ
点数が上がるのは当たり前。
しかし、
心の豊かさをないがしろにした教育システムは、いずれ破たんするのです。
文科省は、「アクティブラーニング」を一斉強化していく勢いですが、あれ、教科の特性に
合わないことも無理にやらせようとしていて、問題が多いのです。
が、有無を言わせず、なんでもかんでもそれ一色にしたいらしいです。
多様化のための教育システムが、結局は画一化しているという矛盾。 まるでパロディだわ。

先日、
ダライ・ラマ様が来日なさったとき、
埼玉医科大学で同じような内容の講演をなさったと新聞に載っていました。
日本の教育システムの欠陥を鋭く指摘なさったと。
情操教育をおろそかにして、為政者の命ずるままに操れる国民を育成したいのでしょう。

新指導要領で、さらに管理職の権限が強化され、ロボット教員化が進むようです。
抵抗する手段は?

いささかも動じません。
私は、自分にできる 「心の教育」を続けます。


11月26日四国新聞引用はじめ:
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が26日、埼玉医大の日高キャンパス(埼玉県日高市)で
「医学の進歩と温かいこころ」との題で講演し、学生ら約850人が聞き入った。

 ダライ・ラマは「愛情を求めたり、愛情を育んだりする心が減ってしまうと、民族・宗教の違い、貧富の差、職種の違いを取り上げて問題をつくり出す」と指摘。「最近では教育システムの中に、心の平和を育むための教えが欠けている。物質志向の教えで、心の価値を高めていこうという思いが不足してきた」と訴えた。

 埼玉医大創設者が1960年代、チベット難民の子女を招いて支援したゆかりがあり、訪問は3回目という。」 :引用終わり