2018-03-18 4月晩春俳句 俳句 #俳句、川柳 スパイクの空へ飛び出す春はじめ 呼べば来る子犬の震へ春の雷 制服を脱ぎ棄てる部屋春の雷 陽炎や百葉箱に線量計 1人ずつ名前呼ばれて巣立ちゆく 日を浴びてヨガのポーズや牧のどか 海昏れて海のにほひの花万朶 自画像の遠きまなざし春惜しむ 春惜しむ泥に汚れしユニフォーム ほどほどの人生がよし春うらら ふらここにほそき雨ふる夜の対坐