自立支援法案

出張からの帰途、ラジオで、ずっと参議院予算委員会を

聞きながら運転してました。

余裕綽々の首相の答弁。巧みな弁舌です。

小池晃議員の質疑で、初めて知った障害者自立支援法案。

驚きました。これが小泉流の「改革」とは・・・！！

かいつまんで説明すると、障害者の支援サービスを充実させるために、

介護保険と同じように、

障害を持った人からも一律自己負担してもらう法案です。

この法案が実現すると、

１日８００円で、生活をしなければならないそうです。

障害を持っている人は、収入が少ない。

わずかばかりの障害年金がたよりです。

なのに輪をかけて、最低の生活保護も

されないことになるとか・・

ネット検索をしたら、この問題を追及しているのが、

共産党だけみたいです。

他の野党は、関心がないのでしょうか？

弱者いじめのような法案は、改革と言えないでしょう。

霊的な視点で言うと、

障害を持っている人は、

家族の因縁をすべて身に受ける宿命を負っている事が多く、

家族も、そのことを実感しているはずです。


アメリカ様に横流しするお金はあっても、

「自立支援」という立派な名のもと、

社会保障が切り捨てられていくのは・・・たまったものではありません。



答弁に立った大臣様は、

官僚の書いた台本を、読み間違えていらっしゃいました。

小泉様は、官僚の机上の空策を、正当と評価しているようです。

平蔵様のレクチャーが、きっと巧みだったのでしょう。

しかし、私には、詭弁にしか聞こえませんでした。

ラジオの声って、人間性が良く出るものだわ～～。

末恐ろしい。