narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

貴腐葡萄みたい

貴腐葡萄は、完熟した葡萄に貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がついて出来る特殊な葡萄です。貴腐菌が果皮のロウ質を壊すことにより、果汁中の水分が蒸発。糖度が著しく濃縮されて、木になったままで乾葡萄のような状態になっていきます。今のわが家の葡萄がまさにそんな状態でぶら下がっています。プロの農家さんなら、上手に腐敗しないように管理できるでしょうが、私には無理なので萎む手前の葡萄の実をついばんでみました。とっても甘くて濃い味。鳥さんだけ食べるのは勿体ない風味です。そのままつまみ食いをしました(*^-^*)


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地面には、まだピーマンの実がいくつかぶら下がっており、茄子の花もきれいに秋日差しを浴びています。また実がつくのかいな?葡萄棚の近くには風にそよぐススキの穂

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いたるところに命の輝きがありました。冬迎えで植え込みの花たちの植え込みができなくなって、鉢を室内で育てる季節になっていきますが、私は冬の冷気を乗り越えられなくて、うまく育てられません。床暖の実家なら大丈夫なんだけど。


今朝の新聞記事に掲載された俳句の選評を紹介します。次回は、「十六夜」という季語です。十五夜の後の月のことですが、独特な意味合いの季語をみなさんがどう詠むのか興味津々です。「いざよい」または「じゅうろくや」と読みます。満月の翌日にためらいながら出てくる月が少しづつ欠け始めている、どこか切なさのある季語です。昔、バリバリの宇崎竜童氏が作った「十六夜小夜曲」という曲が好きでした。当時、赤坂一ツ木通りの「ブギウギハウス」というお店で奥様の阿木燿子さまと竜童氏にお会いしたことを懐かしく思い出します。

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