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気ままなライフ日記

右下腿蜂窩織炎

(みぎしたももほうかしきえん)と読みます。93歳になる父のことです。大晦日に右足が痛いと言うので、知り合いの指圧師さんに施術をしてもらったのですが、元日の朝起きて来れないほどの激痛で、とうとう救急車を呼んで入院することになりました。以前から皮膚が弱い体質で、足もよくむくみがあったので皮膚科にも通い軟膏なども塗っていました。高齢になると乾燥肌になるので、痒がって掻くと血が出るのね。あるいは、畑仕事で虫に刺されたりなど、いろいろな皮膚トラブルから、重篤な細菌感染症になるのです。原因として
①虫刺されや擦り傷などの外的な損傷を負っている場合

アトピーや湿疹のために皮膚が弱っている場合

伝染性膿痂疹とびひ)や白癬(みずむし)などの感染がもともと存在する場合 などあるとネットで検索しました。

医師としては、抗菌剤を投与して炎症を抑えるということです。高齢者にありがちな感染症らしく、約3週間の入院です。心配なのは、感染度が高いとリスクが大きいそうで、検査結果をみないとわからないということ。また、寝たきりになると「せん妄状態」になり、認知症にならないかということです。しっかりしているから大丈夫だとは思いますが・・。

1月1日朝8時過ぎに救急車を呼ぶとは、滅多にないことですが、公立病院にはたくさんの患者さんが救急外来に詰めかけていました。ずいぶん待たされてやっと診察をしてもらったのが、お昼過ぎで、午後から入院のための手続きと荷物の準備をしました。コロナ禍で、病室には一切入れません。父にも会えません。すべて看護師さんにお任せするしかありません。入念な打ち合わせをして終わったのが5時近くでした。お雑煮もおせち料理もすべて片づけました。冷蔵庫の中は食べ物がぎっしり。これをどう処理するか・・。(-_-;)
何より、父が元気で回復するのを祈るしかありません。50年くらい前に、腎臓を片方摘出する手術をしたので、足のむくみはそのせいかと思っていました。おめでたいこの元日に、救急士の方、医療関係者の方々、たくさんの人たちに支えられて、今、父が生きています。ありがたいことだと思います。感謝。