さかなへんに雪と書いて
寒い日は、やっぱり「鍋」でしょう。
「鍋奉行」さまが仕入れてきた今夜の食材は、「鱈」。
たらをたらふくたべて、たらたらしてたら、あら、もうこんな時間。
「鱈に雪がかぶってたから、買ってきた!」と鼻息荒く言うだんなさま。
そう言われて、鱈の字源がわかりました。
町で昔から新鮮な魚ばかり売ってる魚屋さん。トロ箱に入札したばかりの
でっかい鱈が、店先にどんと!
このへんでは、「キク」という、白子の、なんとまあ、まっしろな大振りな!
「ほら、これが、コラーゲンだ、食べろ食べろ!」
鍋奉行の指図に従っていただいたのは、おかしら。
ゼラチン質がたっぷりのそれは、今時の子はちょっと引いてしまうかも。
私はちゅうちゅう、吸いました。
ほっぺたの身が、特においしいところ。
はぐはぐ、ちゅうちゅう、痛!!!
な、な、な、んと・・・たらの歯が私の舌を噛んでる~~~。
吸ってたから、口中が真空状態になって、たらとディープキスをしてしまった。
あせった~~~。夫が顔中爆笑させて、私の舌をのぞいたら、
たらの歯のキスマークが、赤くポツっとなってたと。
今まで生きてきて、こんな経験は初めてでございます。
たらの歯は、小つぶぞろいで 鋭利。
たらをなめたら、いかん。 タラ~~(汗)