荒ぶる魂 1
ネガティブな思いはどこへ向かうのだろう?
愛は、光。
光は、神。
光の粒である私たち。
内なる神を見いだす時、
自分は絶対に正しいという思い込みや
他者への怒りや正義感は、
ただただ、感謝の気持ちにかわるはず。
やさしくなれない自分がいるならば、
それは「荒ぶる魂」。
スサノオのごとく
世界を闇に沈めるだろう。
その「ネガティブな思い」が
自然災害という形をとって
現象化しないと果たして言いきれるだろうか?
高次元の神々はけっして怒りはしない。
「怒り」は自分自身をも破壊すると知るべし。
同僚のお母さん(小学校教員)が退職したと聞いた。
定年より5年も早く。
子どもたちの、
若い同僚たちの
保護者の
「荒ぶる魂」に耐えきれなかったからという理由で。
一地方の小学校でさえ、
かくも悲惨な状況だ。
モラルがモラルとして機能しない教育現場で、
希望を見いだせずに、疲弊して
やめていく教師たちが急増している・・
40代後半から50代の教員が特に多いと聞く。
無念である。
それでも
信念を貫いて
子どもたちに ひたむきに
大切なメッセージを伝えようと
努力し続ける教員も
まだ、少なからずいることは
かすかな救いである。
絶望のため息をつくのは もうやめよう。
揺るぎない「まっすぐな心」は
確かな 光とつながっていくはずだから。