天使の贈りもの
京都では、狂言師の茂山千三郎氏、
冷泉家当主夫人貴実子氏のお話を伺うことができ、
図らずも、日頃考えていたことがシンクロする内容でもありました。
宇治の「源氏物語ミュージアム」は、
ホリヒロシ氏の人形による「源氏物語」の映像が流れ、
人形の美の極みを感じさせるすばらしい作品でした。
もう一人の教え子との再会は、
俳人 坪内稔典先生にお会いした時でした。
大学4年生になった彼女は、ネンテン先生に師事したことが縁で、
ナント!10月に句集を出版します。
東京で、某老舗の保険会社に就職も決まり、
今後の活躍が期待されます。
高校時代から抜群の感性を持っていた彼女、
さらに磨きがかかって、成長している姿は、
本当にほれぼれするわ。
表紙に「顔を使いたい」と編集者に言われるほどの
ルックス!
これから、どんな未来が待ち受けているのかしら。
わくわく!がんばれ~!!
京都タワーを目前に飲むビヤガーデンの生ジョッキは、
最高においしかった♪
こちらから行ったスタッフとの気楽な語らいの時、
夜の涼風が心地よく頬をなでていきました。
こちらに戻ると、
祇園の「彼」からクール宅急便が届きました。
「天使の贈りもの」という
大阪の羽曳野市の無農薬ぶどうです。
今まで食べたことのない味覚に絶句しながら
家族で夢中でいただきました。
ぶどうの一粒が、濃厚なのです。太陽と水の結晶。
「光食へのチャレンジ」という言葉がぴったりの
ぶどう農家に感謝!!
彼からメールが・・・
「画像送っていただき、ありがとうございます。
前日からトラブルを抱えていて悩んでいましたが、
先生と京都で食事することで気分転換でき、
次の日午前でトラブル先を何とかうまくまとめることができました。
桃もブドウも私の仕事の役得です。
つまり、先生は○○←(彼の名)を育てた役得です。
いつかまた、関西に来てください。」
どう返信メールを書こうか、思案中です。
もったいない言葉、
ただただ恐縮するばかり。
高校時代の彼から、たくさんもらっていたのは私の方だった。
育てた・・なんて、おこがましいです。
しかし、「トラブル」を婉曲的に対処できたことは、
すばらしいことで、
こういう事態に陥ると、とかく どつぼにはまってしまいがちなのに、
一歩、距離を置いてみる対処法で切り抜けた彼の視点の切り替えに
仕事人としての賢さを感じ、たいしたもんだ!と思うのです。
京都の旅は、天使の贈りものをたくさんいただいて
完了!
ありがとうございました!神様。
今日は 立秋。
盂蘭盆会。
猛暑の極みもこれで下り坂になるのかしら。
明日は、いよよ満月。