narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

正常性バイアス

イメージ 1

オコゼの唐揚げ


虎魚と書いて オコゼ。

夏の深海魚で、顔はものすごいんだけど、白身でおいしいの♪

フグと並ぶくらいの王様。

唐揚げや味噌汁が最高です。おさしみは・・・食べたことないけど

きっと美味しいはず。




ところで、

このごろ地震が頻発しています。

津波の怖さを知らない人が多いので気になります。

小さいときに海辺で育ったので、

引き潮や満潮の水位の違いや、

海と友達だったときも、一瞬で豹変する海の怖さを

幾度も体験しているので、

もう、、絶対に、油断できないと肌身に沁みてるんだ。


正常性バイアス」という言葉を、ご存知でしょうか?


中学時代に、とてつもない大地震に遭遇したとき、

家庭科の授業中でした。

女性教諭の周りを取り囲んで、フロアに固まったままのクラスメート。

一種の硬直状態(フリーズ)で、

集団心理とは恐ろしいというか、異様な感じがしました。


私は、3階の階段から降りて、逃げようとしたんだけれど、

2階まで降りても、誰一人逃げようとしません。

きっと、他の子たちは、先生の指示を待ってたんだろうけれど、

今振り返ると、

あれも「正常性バイアス」だったのでしょう。


正常性バイアス」とは、

いわゆる、外界からの異常を知らせる情報にも

「きっと大したことはない」と、心を平静に保とうとする働きのことです。

逃げようかどうしようか、周りの人たちに合わせようと、部屋に踏みとどまる。

周囲の人の動きを探りながら同じ行動をとることが安全と考える

多数派同調バイアス」という呪縛(先入観)に支配されてしまうのです。


大災害のとき、映画などでは群衆がパニックになるのが定番です。

しかし実は逆に、

事態を過小評価しようとして逃げ遅れてしまう危険が大きいのだそうです。

先日の

飛行機の火災時における乗務員の対応が

まさにそれだと感じました。

人命を預かる立場の人は、もっと危機感を持ってほしいものです。


何が起こるかわからない昨今。

明日は我が身と、こころして、危機を察知してすばやく安全を確保できる

自分でありたいものです。




今夜の内閣改造の発表。

「チーム阿倍」のブレーンには、気学に精通している人が

いないようですね。