お餅
お餅1枚は、ご飯一膳と同じカロリーだと知りつつも、
やめられない、とまらない・・磯辺巻きの美味しさです。
食の究極は「光を食べること」と言いつつも、
まだその域には、遙かに遠いワタクシ。
「嗜好」「味覚」の楽しみは、最後に残る本能であります・・・
なんともはや(-_-;)
食べながら、麻雀の話になりました。
今の若い人って、あまりやっていないみたいですが、
昔は、よくやんちゃな高校生とかやってたねって話になって、
私も何回かやったけれど、牌の感触の良さとか、
ポンとかチーとかハクハツチュン(笑)とかの語感のおもしろさ、
「3つ同じの並べりゃいいんでしょ」くらいの知識しかなくって
それで終わりましたが、
その世界では有名な「雀鬼」と言われる桜井章一さんの言葉が、
「心温かきは万能なり」なんです。
この方の言葉には「嘘」はない。
代打ち(かつて政財界の大物たちが打たせる)では、無敗のカリスマ。
「勝つことがわかっているから、もう打たない」とおっしゃる。
今は若者の相談相手になっていらして、箴言集がたくさん出版されています。
「考えるな、感じろ」
うつ病は、考えすぎるからなる病気だと。
考えることは「不誠実」。←自分の五感に対して?
人間から学ぶより、自然から学ぶことが必要なんじゃないか。
「人間の基本というものはなくて、自然のあり方が基本かな。
海を見たり、雲を見たり、宇宙も自然だろうし、太陽も自然。
宇宙からの自然。それから地球から発生する自然。
それがもう一度自分の中に入り込んでみないと、
自分の中に入って一体化した時に初めてわかると思う。」
↑
(生きてる実感がわかない子どもたちが多いのも、これが原因。
今の教育に欠けているもの)
「自分のために頑張る勝負じゃなくて、
人を活かすために自分が頑張る、そういう勝負もある」
(これ、私がやってることじゃん)
「外面的なことに身を任せるのではなく、
自分という内面に身を任せるのなら、
自分という存在に確信を持つことができるはずなのだ。
換言すれば、外面的なことだけに関心の目を奪われていては、
いつまでたっても主体性を確立することなどできない。」
鬼流。―桜井章一の極意と心得(三五館)
これってすっごい言葉だって思う。
そうなんだよね~~~。
何か悩みがあると、依存しがちな私が、
どうやらもうその必要がなくなってきたのは、
内なる自分と対話できるようになったから、じゃないかな。
ここまでくるのに、相当な遠回りをしてきたけれど、
それもこれも、必要な道だったんだって思う。
勝負師って、いつも切った張ったの危機と隣り合わせの
人生を生きてきてるぶん、哲学に近いものを
身につけるんだろうな。