夜桜の道
市立病院の前の桜並木が、 幻想的にライトアップされています。
道行くひとが、カメラ片手にゆったりとさんさめく姿が見えます。
夫の病室から出て 車で その道を走りぬけながら、
現世(うつしよ)の中で、命に執着することのむなしさを
感じています。
桜は一瞬の命を輝かせます。
人もそれでいいのではないか・・と・
ひとは、
最期を
安らかな気持ちで迎えるために生きているようなものです。
明日また、いろいろな検査があります。
付き添いをしなくてもいいそうなので、
明日は普通通り、勤務します。
なんと、
ナースが、部活の教え子なのでした。
ありがとうございます。
彼女と今後の医療計画について話しました。
立派になってま~~(思わず高校時代の彼女を思い出して
笑ってしまいました)
彼女は真剣そのものです。
これからお世話になります、よろしくお願いします。
と、
こちらも改めてお辞儀をしました。
で、
私にはもうわかっています。
すべてを受け入れて、最善を尽くします。