地震酔いがひどいです。
鈍い頭痛もあります。
千年に一度の、日本列島の大きな変動に立ち会っている私たち。
これから先、何が待ち受けているのでしょう。
いずれにしても、いつかは必ず終わる人生、
今日一日を感謝して、懸命に生きようと思います。
「一日一生」
今日は、若者のすばらしさを実感しました。
「大震災を通して思うこと」という題で作文を書かせたら、
驚くほど真剣にびっしりと詰まった生徒の純粋な心に
深く胸をうたれています。
・炊きたてのご飯を食べられること、お風呂に入れることに感謝。
・将来は、被災者に本当に必要な情報を伝えられる報道記者になりたいと決意した。
・世の中の役に立つ人間になりたい。
・東北高校の野球部の奉仕活動に感動した。
・スーパーの店員さんの献身的な姿と買い占める客との両極の光景をみて、
自分の立つべき位置を確認した。
・家族の絆、友人との絆をこれほど強く感じたことはない。
・世界の救助隊がたくさん来て、今まで日本が貢献したことが返ってきたと感じた。
日本の未来を託せる若者がこんなにたくさんいるのか、と実感しました。
全部読んで聞かせたいくらい じ～んとしました。
北海道の仕事仲間Ｏさんから電話があり、
ボランティア休暇を一週間とれるので、行けるかどうか検討したいと。
できることなら、私も合流したいのですが、
さて、現地に赴いてはたして私に何ができるのか？
答えはＮＯ、です。
Ｏさんは、心のケア（ＰＳＴＤなど）をする心理療法士の資格が
あるそうです。だから、すぐに活動ができる。
でも私は、そういう資格も技術も持っていません。
ボランティアと言うのはたやすいことですが、実際に何もできないと
ただの足手まといになるだけです。
今自分にできることは何か考えて、行動することにします。
「神様には願い事をするんじゃなく、感謝をするんだよ」
若い頃にはピンと来なかったこの言葉が
にわかに思い出されます。
