ご報告が遅れました。とても楽しい日々だったので、
牛のごとく咀嚼して、アップするのが遅れました(笑)
友人との再会、とあるレセプションへの参加がメインの旅。
今回も絶好の秋日和。風が少し強し。
エントランスは、すっかりクリスマスモードです。
ここまで友人に来ていただき、ランチをご一緒しました。
「銀座LA BETTOLA da Ochiai 」 あの有名な予約のとれないイタリアンの別店、
「LA BETTOLA bis 」です。
先日NHK『仕事学のすすめ』でずっとオンエアされていたので、すっかりファンになり、ウニのパスタを目指して
急ぎ足でレストランに直行しました。
前菜は、カンパチのカルパッチョから♪
お皿が一枚の絵です。食べられるお花が華やか、爽やかな味覚。
次がウニのパスタです。これが絶品!うっとり。
テレビで惜しげもなくレシピをさらしていて、大丈夫なの?と心配したほどです。
なんか自分でも作れそう・・・でも実際に作るとなると、難しそう。
仔羊の香草焼き。こんなにジューシーでやさしい風味の羊肉は久しぶり。
堪能しました。私の冷蔵庫に、このお肉が眠っています。
忘れないうちに、自分で作ってみようと思ったので買ってある。
さて、ここのランチ、破格の安さです。パンもついて、これだけ食べて3千円以下。
きっと儲けなしでしょう。
だから早くも満席。入り口にはもう行列がつくられていました。
速攻で席に着けた我が身が、ちょっとうれしかった。
カフェオレを楽しみながら、歓談のひととき。
彼女とは年齢を超えたおつきあいです。なんでも話せる良き友。
静かで、シックな店内。サービスの行き届いた雰囲気に時を忘れそうになるくらい。
でも、このホテル、来年の5月に閉業だそうです。こんなにゴージャスなフロアなのにもったいない。
古くからの良き伝統が、消えてしまうのがかなしいです。
彼女と別れ、部屋に荷物を置き、三菱一号館美術館へ。
「シャルダン展」!
彼の時代は、宮廷画家が多く、貴族の人物画を描くことを生業にしていた画家たちばかり。
彼だけがそうではなかった。
庶民の暮らし、「用の美」を追求した唯一の画家です。
果物やお肉のおいしそうなこと!
銀食器の磨き抜かれたテーブルの美しさ。そのうえの食材のあれやこれや。
お鍋やお皿を包むような、夕陽の淡い陰影がリアル。
見ているだけで、ふっと台所の匂いが感じられそうなほどです。
イスに座って、ずっと眺めていたい一幅の絵ばかり。
手を伸ばして木いちごの籠の一粒をつまみ食いしたくなる、
そこに生きた人々の息づかいも足音も伝わってくる。
少女の無垢な横顔、祈りの姿、
私自身も かつてそこにいたのではないかと錯覚するほど魅了されます。
ああ、
ようやく絵を鑑賞するって、こういうことなんだ・・・ってわかってきた。
伊集院静氏が絶賛したわけがわかりました。
美術館の中庭が、景観が良いのです。カフェも楽しめますよ♪
ホテルに戻り、5時に友人と会い、隣接する「銀座ライオン」で夕食♪
銀座でこうして食事を共にしようとは。感慨無量。
お互いに抱えている人生の重みを、久しぶりに飲むエビスビールで一時下ろした気分でした。
牡蠣が美味しかったな~。仕上げのお蕎麦・・・あんまり美味しかったものだから撮るの忘れて、
完食後の器だけアップww
ホテルの中はこんな感じです。
使いやすいのかそうでないのか・・・微妙。 上がりかまちのあるベッド・・て。
朝ご飯は美味でしたぞ♪ 欧米人客多し。
明日は2日目のレポします。おやすみなさい~。