narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

ゆとりの国の王子様

ゆとり世代」は何かと話題になります。
本人にとっては喜ばしくない「くくり」でしょうが、
文科省の教育方針のせいで、仕事の現場で困ったことになっているのも事実。
人によって異なるので、どうかそこはごめんなさい。
昨日もちょっとした「目がテン」になることがありました。
 
その1
「先生?年賀状はどうするの?」と聞くと
 
ゆとり君 「はい、来たら返事を出すことに・・」
?!?
「君は新採用でしょ?みんなにお世話になっているんでしょ?
 新採用の年は、感謝の意味を込めて全職員に出すものよ?!」
 ソレを聞いていた向かい側の席の同僚も
「私も!そうしました」
 
いったいナニサマ。。(@_@)  めんこくない・・。
同じ分掌内の先輩たちにすら配慮がないのが残念。新人としての礼節に欠けている。
しかし、本人には全く悪気がありません。
ただ無駄なことはしたくないだけなんだと思います。
 
 
その2
施錠できない部屋で1生徒の受験指導をしていたゆとり君。
昨日はそのままストーブを置いたままだったので、安全面を考えて
 
「先生、今日もストーブを使用したら、こちらに移動しておいてね。」
ゆとり君 「別にいたずらをする生徒でもありませんので・・・」と軽く受け流すので
 
「いやいや。昨日も部活の生徒が勝手に使って問題になったでしょ?
 どういうことをするか予想もつかないことがあるのだから、ちゃんと戻してください」
 
素直にハイと言えばいいものを、小理屈を並べる我の強さ。
置きっぱなしだったストーブを、今日、先輩の女性教員が戻したことにも気づかない。
 
 
その3
男子トイレが汚いので、掃除監督のゆとり君に手取り足取りこちらがやって見せて
生徒の掃除を眺めているのではなく、自分で動いて一緒に掃除をすることといさめても
いっこうに動く気配なし。 汚い仕事をやりたくないんだ。。
 
その4
新人は、とにかく「パシリ」に徹することと何度教えても、
フットワークが重く、電話が鳴っても先輩教員に先を越されること多々あり。
本人は悠然としている。
 
今まで1年間仕込むつもりで、ごはんなどご馳走しながら「教育係」を担当してきましたが
結局、我々が彼につけたニックネームは
「ゆとりの国の王子様」
来年、クラス担任になったら・・・と考えると オソロシイ。。
 
院卒のPCバリバリできる人で、教えてもらったりもするんだけど、
おかげさまで助けられてもいるんだけど、
こちらの意図することが、うまく伝わっていかない・・・そんな王子様なんだわ。。
コミュニケーションツールに長けている人ほど、コミュニケーション下手というパラドックス
当人はまったく他意はないだけに、その「ズレ感」に 年配の者は困惑します。
怒ると逆効果なので、納得できるように何度も言い含めるように教えていかないと。 
 
苦労知らずってことなんでしょうね。  臨時講師の経験もあるのにお坊ちゃま
こういう坊ちゃま、お嬢ちゃま教員が、増殖する教育現場って・・。
去る者にしてみれば、 非常に 不安であります。
ま、年をくっていてもオバカな中高年はいっぱいいるし、
特定の世代だけを言いつのっても意味がないし、
私だって、不安がられていたかもしれないけれど(苦笑) 価値観のズレってこれほど
大きくはなかったような気もするのです。
 
 
 
 
 
父からもらった安納イモ種子島産)の釜蒸し
 
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羊羹みたいに甘いの!初めて食べた。驚きの旨さ。
 
 
 
法事で出された「ホッキ飯」 明日のランチ用に♪
 
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そろそろ カウントダウンが始まりました。