2021-06-09 夏の俳句 日記 料理 俳句 グランドの太き白線夏はじめ ☆☆☆囀りにつつまれながら朝ごはん ☆☆☆友達の呼び合ふ声や夏帽子 ☆手を振りて南へ征きし夏帽子夏帽子旅をすみかとせし芭蕉夜濯ぎの髪をするりとほどきけり梅雨茸や人を謗れば謗らるる ☆☆☆☆☆あてもなく旅の鞄を買ふ西日 ☆☆☆花のごと洗膾(あらい)となりて皿の上 『季節の営みのまことに律儀なことは、ときにこの世で唯一信頼に足るもののように思える』………『家守奇譚』(梨木香歩著/新潮社刊)の主人公の言葉です。