ナルニア国物語
土曜日の午後、思い立って映画館へ。
「ナルニア国物語/弟1章ライオンと魔女」を見ました。
C・S・ルイス作の長編ファンタジー。
「ロード・オブ・ザ・リング」は、全編見ました。
今度のも、シリーズになりそうですが・・
これから見る予定の方もいると思うので、
あんまりネタバレしない程度に感想を述べます。
○ CG映像や特殊メイクが、すばらしかった。
○ ビーバー・ライオンの描き方が、動物好きには、たまらない魅力。
○ 善と悪の対立構造が、お決まりのパターン。
○ ハリーポッターシリーズを無邪気に楽しめた方には、おすすめ。
○ お子様と一緒に楽しめる。
○ 第二次世界大戦。ドイツ軍の空襲を避け、ロンドンから疎開してきた
3人の子どもたちの、平和への祈りと成長ドラマというテーマ。
・・・以上です。
善と悪の戦闘場面が繰り広げられるのを見ながら、
「妖怪大戦争」という日本の映画と比較していました。
平和を守る「麒麟送子」と日本の妖怪たちは、
武器で闘うのではなく、お祭りで集結し、邪気を払ったのです。
極めつけは、小豆洗い(岡村隆史 ナインティナイン)。
一粒の小豆が、
人類滅亡を企てる悪霊軍団(豊川悦司)を滅ぼすというオチ。
いかにも、肉食文化と草食文化の違いが感じられて、
個人的には、「妖怪~」に軍配を上げたくなりました。
小豆は、古来より「浄化作用」の象徴。
戦争で腕を失った、妖怪漫画家の水木しげる氏の
祈りがこめられているようでした。