narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

進学面談


専門学校が、元気です。サバイバルの時代。

来年度には、「大学全員入学」の到来。

一般的に、大卒よりも専門学校卒の方が就職した時に給与の差があるから

不利と言われています。

しかし、普通に大学卒業しても就職できないと、資格や技術を得るために

また2年か3年間、専門学校に入り直さなければならないということを考えると

高卒で専門学校へ行く方が、実利的ではなかろうか?!ということにも。


専門学校が斡旋してくれるから、就職率もいいみたいだし。


大学側も生徒を取られまいと、

対策をたてて、推薦やAO入試で青田刈りにかかります。

今年度は、指定校の推薦募集の早いこと!!

早めに進学先を決めてしまった生徒は、他のセンター試験組と足並みがそろわなく

なってしまうので、いろいろ難しいもんですが。


大事なのは、本人が「何をしたいか、何を学びたいのか」が明確であること。


周りが進学に向けて、軌道に乗り始めるころ、

「おまえには悪いが、金がないから就職してくれ・・・・」と

親に頼まれる子どももいる、この現実。

格差社会が拡大しており、親からそう言われても、

「いや、なんとしても大学に進学する!!」と言って、新聞配達しながら

奨学金をもらってでも大学で学ぼうとか、夜間大学でがんばろうとか、

ガッツのある生徒も、昔に比べると少なくなりました。

もはや、大学に魅力も幻想もないような冷めた子どもたちが、

増えてきたようです。全部そうだとは言いませんが・・

進学校が、国公立大学に何人入れました!!ということを

存在証明(ステイタス)にする時代は、もう終わったのではないかしら。

「働くことの意味」

「お金を稼ぐ意味」

「人に喜ばれる仕事観」

根っこの部分の問いかけが、必要な時だと思います。

学校は、多種多様な職業や仕事について、もっと知らせる役割があるのでは

ないかしら。


本当に、世間知らずの子どもが増えています。

読書をしないから、世界観もない。

頭でっかちのカラッポ人間で。

口に出す言葉は「むかつく」「うざい」「キレる」

携帯の費用は誰が払っているの?

お米や野菜は、どこから来るの?

なんも考えないで、お気楽にスルーする子どもたちの明日は、

いつまでたっても進展しないのです。


低所得者層も、以前はもっと活力と足腰が強かったと思います。

人生は最後まで決着はつきません。


要は、本人がいかに生きたいか、いかにモチベーション・アップを図り、

やりたいものにチャレンジできるかでしょう。