数年前までは、「住み分け」していた大学と専門学校が
今さかんにクロスし、大学は専門学校化、専門学校は大学化して
境界線があいまいになってきた。
少子化により、大学全入時代になるにつれて
特化した資格や専門性が求められて、
今や４年制化する専門学校も増えつつある。
さらに取得した「高度専門士」の称号を持って、
大学院への進学も認められるようになり、
ますます複雑になってきつつある。
専門学校は、なにしろ「必死」だから、卒業後の就職先の斡旋も
大学より充実しているとなると
振り回される生徒も、かなりいるわけで・・・
もはや、大学のブランド志向より、即戦力が幅をきかせてきた感じ。
親も子も、自分がナニを学びたいか、どんな資格を持ちたいか
社会に貢献するスキルをどう身につけるか、
なるべく早くから話し合い、進路の決定をしていかなければ・・
大学の推薦入試よりも前に、
ＡＯ入試を実施して青田刈りをする専門学校も急増して
現場は、困惑気味である・・・
大学のＡＯ入試も対処が難しいのに、まして専門学校までなると
いっそうの混乱が予想されるからね～。
