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気になっている犬がいます。
きな子という香川県の警察犬訓練所のゴールデンレドリバー。
きなこみたいな色からこの名前がつけられたそうですが、
ドジでお調子者、高所恐怖症だし、ジャンプも苦手だし
警察犬になるための試験になかなか受からないんだけど
何度でもくじけずにチャレンジするきな子ちゃんに
たくさんのファンがいて応援してるんですって。
今日もシリーズでオンエアしてるNHK番組を
夫に頼んで録画してもらって見ました。
気のいいお母さん犬のきな子さん、
訓練士の川西さんに一生懸命コミュニケートしていました。
おとなしいので、
ドッグセラピーとして各施設を回ってるそうで、
大活躍です。
犬は、人をやさしくしてくれる存在なんだな~。
言葉を交わせなくても、全身でコミュニケーションをしようとする。
人間同士、言葉があっても難しいのにね。
今日も、同僚の20代の女性に
「いろいろわからないことがあるから、教えてね~♪」と
挨拶まじりに声をかけたら
「えええ~!?そんな~。私はサブですから~!」
試験監督のチームとして、 彼女と二人で組まれていて
こちらとしては
転勤して初めての大試験でもあり
「ほら、学校によって微妙にやり方がちがうじゃない?」
それに対して、
新採用から5年間在職の彼女は
「そうですか?どこも同じじゃないですか!」だと。
こういうのを、
「木で鼻をくくったような返事」と言います。
本人は、悪気はないんだろうけれど、もう二の句がつげません。
今日終わって、
同じじゃないことがいっぱいありました・・・
なんか。
こちらが予想していたような会話が成り立たないんだよね、
今回のような、会話のズレ、
分かり合える年下の同僚もいるんだけど
こういうやりとりに困惑する場面もしばしば。
例えば、何かお菓子を差し上げても
その場でお礼を言ったら 後はフォローがないのが不思議。
次に会ったときに
「あのお菓子、おいしかったです~、ごちそうさまでした」って
会話のピンポンを楽しむ親の姿を見て育ってるから
そうするのが自然と身についているものだから、
何も言われないと(別に言われたくてしてるんじゃないけれど)
なんかうすら寒くなってくる・・・
彼らからすれば「ちゃんとお礼を言ったのに、ウザイ!」
ってことなんだろうけれど
こういうの なんか
相手の気持ちを察するコミュニケートの欠如なんじゃないかな。
会話を成立させる些細な心遣いや笑顔って 必要だと思わない?
きな子の姿を見ながら、
私の考え、古いんだかな~~と
首をひねっております。