白魚の卵とじ
今週中に、答案を返却できてほっとしました。
できるだけ、生徒を待たせたくないので、
こういう時は、決まって徹夜になります。
身体に良くないですね(苦笑~
妹は「公私の区別がない職業はイヤ」といって薬剤師になりました。
確かに、言えてる。
ナマモノを扱ってるから、公私もなにもあったもんじゃない。
家に持ち帰って仕事しても 間に合わないんですもの。
保護者から家に電話とかもくるし
問題発生すれば、夜だろうが朝だろうがはせ参じなくてはならず。
ま、これで給金もらってるのだから文句言ったらバチがあたる。
でも。
年々、ハードになってくる現場であることは間違いありません。
明日から、センター試験。
早朝から夜まで、精神的にも肉体的にも負担が多い時期。
デリケートな子どもは、胃をやられます。
自己採点後は、受験する大学を絞り込む作業に追われ、
生徒との面談は加速します。
センター利用の私大も増えてきました。
推薦、AOなど,多様化し、教育現場は、
夏から目まぐるしい多忙さです。
志望理由書の作成、小論文指導、面接指導等と並行して
受験教科指導。講習。模擬試験。三者面談etc・・
学年スタッフは、帰宅時間が遅くなり、
風邪をひきやすくなり、脳内で「温泉恋し」くなってきます。
疲れのピークってことです。頑張らせすぎ。
明日、リスニング機材、円滑にいけばいいけれど。
あくまで私見ですが、
以前のような受験システムに戻したほうがいいみたい。
自由に、どこの大学でも受験できるシステム。
教育は本来 もっと自由なものです。
人間教育よりも受験教育を重視した
現状の成果主義では きっと どこかで破綻するし、
誰かが巧妙に儲かってもいるのでしょう。
国公立大の推薦入試も激増していますが、
安易に合格した生徒は、入学後に苦労することが明白です。
青田買いする方は楽でいいかもしれませんが、
高校側の負担が大きすぎるのです。
教育の官僚統制と受験教育。
この二つが変わらなければ、と思います。
(矛盾を抱えつつも、生徒の進路実現のために、
必死でつとめるのですが)
職場で、地元0湖で獲れた白魚をいただいたので
卵とじをしました。
だし汁に酒、塩ひとつまみ、薄口しょうゆで味付け、
煮立ったら、白魚を入れ、白くなったら溶かし卵を
そっと回し入れます。 ふんわりとしたやさしい味!!
一足早く、春を感じますな~♪
白魚のような「指」の持ち主より。(ウッソだびょー!)
うへへ。