弘前市の老舗の和菓子屋さんをご紹介します。
千恵子さんのおすすめのお店なので行ってきました♪
これは、「糸かけ」という生菓子です。
餡を求肥でくるんでいます。
餡が甘すぎず、色合いが織部焼きに良く映えています。
織部は大好きな器。秋に合うわ。
「大阪屋」は
寛永７年（１６７０年）創業の弘前一長い歴史を持つ
和菓子のお店です。
津軽藩お抱えとなり、ここから３４０年という
気の遠くなるような歴史が始まります。
大阪屋といえば、「竹流し」が有名。
地元産そば粉を原料に麺棒一本で仕上げる手づくり品です。
店内に入ると、まず目に飛び込むのが、
この見事な螺鈿（らでん）細工の菓子入れです。
もともとは藩へ納めたり、宮家へ納めるための
飾り蒸籠（せいろ）でした。
それを現在の建物に直す時に、菓子入れとして
直したのだそうです。
見れば、津軽藩の紋である牡丹が描かれていたり、
菊の紋が描かれていたりします。
レシピを守る無添加。
暖簾分けせず一店主義。
地域の人たちの分を作るのが精一杯、という
手しごとの伝統が感じられます。
＜データ＞
お店：御菓子司 大阪屋
住所：弘前市本町２０
電話：0172-32-6191
休：日曜日
（「まるごと青森」より抜粋引用させていただきました）
