うちの冷蔵庫に青いレモンが２ヶ入っている。
この青の鮮烈さと香りといったら、もう最高！
この時期、一番憧れるのが瀬戸内海のレモン（柑橘系）。
かつて、生徒を引率して徳島市に行ったときも
柑橘系の美味しさに唸ったものだが、
愛媛松山市「俳句甲子園」に行ったときも、
四国の海の豊かさと、有り余るほどの柑橘ロードに
目を見張り、「ポンジュース」飲み放題に驚いたものだった。
当時は主催者が旅費から何から全額負担してくれたので
生徒を引率したが、今は１人1万５千円負担なので、もう行かない。
ディベートにおいてをや西高東低で、西の生徒の「口」には
もはや勝てないし。
レモンレモン。
考えていたら、まるで梶井基次郎みたいだ。
京都の丸善で、ひっそりと置かれたレモンの佇まい。
あの小説では黄色いレモンだったが、
青いレモンが、書棚には合うような気がする。
週刊文春で連載している平松洋子さんが、
偶然にも、瀬戸内レモンのことを書いてらした。
「レモンスパゲティ」なるものを作ろうと思う。
ゆでたてのパスタにオリーブオイルとレモン汁と塩。
これがおいしいんだって。
ああ、
よだれが・・・。なんてシンプル。
瀬戸内の青いレモンの鮮烈な香りだったら、
どんなに風味がますだろうか。ますだおかだ・・・。
