narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

浅虫温泉 展望風呂

ゆ~さ浅虫 展望風呂という処に寄りました。
出張の帰りです。
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ここは昔栄えた温泉地。小股の切れあがった粋な芸者さんもたくさんいました。
太宰治の小説にも出てきます。若い頃の彼の恋人が、浅虫の芸者さんでした。
 
肩書きやら役職やらはもう全部後進に託し、
出張もできるだけしないようにしているのだけれど、
今日の編集会議だけは、定年後も貢献していこうと思っています。楽しいから♪
 
天気も良く、海が穏やかに凪いでいました。
5階の展望風呂に行ったのは初めてで、ラッキーなことに貸し切り状態♪
ゆっくり景観を楽しみました。
 
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無味無臭、無色透明の泉質です。
温泉という感じがしないくらい。
ちゃんと「掛け流し」でありますが。
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階下には、県産品販売コーナーのある「道の駅」。
評判の高いソフトクリームをいただきました。
カシスという酸味の強い果物をまぜたソフトクリームは、おいしかった!
聞くともなしに耳に入ってきた高齢の女性2人の会話。
Aさん 「あなたはご主人の年金と自分の年金とあっていいわね~
      私は病気がちで働いては辞めたりを繰り返していたから
      国民年金だけ。3万円くらいしかもらってないの。」
Bさん 「・・・またここに時々来ましょうね。」
Aさん 「ソフトクリームまでごちそうになってありがとう。今度私が持つから」
Bさん 「いいのいいの・・・」
 
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せつない会話です。友達でいること、対等におつきあいすることって難しい。
 
別なテーブルでは、老健施設の介護士数名と、高齢の男女十名くらいの団体。
自由時間を設定されて買い物をしている様子。
中の数名の女性が、車椅子を介護のお兄さんに押してもらっていました。
足が悪い女性たちは、肥満体です。
 
鶏が先か卵が先かわかりませんが、将来の自分を重ねてしまい、「やばい」と。
やはり、自由に行動するには健康な足腰が基本。
車椅子の世話にならないようにせねば。
 
温泉で憩い、酸っぱい悲哀も感じながら家路に着きました。