narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

毛ガニの甲羅盛り

お正月の大雪には辟易していますが、楽しみなのは北海道から取り寄せた毛ガニをいただくことであります。
いつも地元の魚屋さんか、ネットで検索して良さそうなお店を探していましたが、当たりはずれが多く、まして結構なお値段なので、はずれると悔しい思いをしてきました。いつだったか冷凍がガチガチ凍りすぎて、お正月に食べられなかったことがあります。

今回は、知人から紹介していただいたお店に頼んだのですが、それがもう!!最高の最上の極上の毛ガニでした。蟹味噌もたっぷり入っていてずしりと重くて、鮮やかな蟹色。

「こんなおいしい毛ガニ、初めてだ!」
と高齢の父が驚嘆するほどの美味しさ。爪の先までびっしり身が詰まっていて、普通に食べるのがもったいので、甲羅盛りにしてみました。

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甲羅盛り

半身でも、こんなに大盛になったの!
いやはや、絶品とはこのことでしょう。父が「蟹には、蕎麦が良く合う」というので、お雑煮の出汁でおそばをつくり、いただきました。ほんと、良く合います(^^♪

よく、中身のない人のことを「月夜の蟹」に例えますが、月光を恐れてエサを探し回らないため、蟹がやせてしまうという由来からくるそうです。また、脱皮の時期にも関係があるそうです。さらに、満月の時は太陽と月が一直線になるため相互の引力で、海が大潮となり海が荒れて、海に出るのは危険なので、漁を自粛するために「月夜の蟹」を用いていたとの話もあります。

海と満月の関係性については、魚の仲買商をしていた祖父が言っていたことを思い出します。子供の頃聞いたのですが、強く印象に残っています。
「命が生まれるときは、満潮になり、死ぬときは干潮になるんだ。」
引力の影響なのか、科学的に立証されているかどうかもわかりませんが、海をいつも見続けていた祖父の話には、説得力がありました。私が誕生したのも満月だったと祖父が言いました。血圧の高低、脳溢血などの病気も「潮の満ち引き」で解明できることもあるんじゃないかなと思うのです。

毛蟹:カネキタ 北釧水産 株式会社
https://www.hokusen.co.jp/