八戸地方で夏場に獲れるヒラツメガニ（平蟹）。甲羅にH状のくぼみがあるため「エッチガニ」と呼ぶところもあります。
各地で呼び方が異なり、マルガニ、エッチガニ、ホンダガニ(甲羅の模様がＨに見えるから)、ヒラガニ等と呼ばれる事もあります。出汁が良く取れて美味しいの。蟹味噌はあっさりしているのに濃厚。身が薄いので塩ゆでのほかに、お味噌汁（蟹汁）にして食します。お花見時期に登場するのが、トゲクリガニ。夏場は、ヒラツメガニ。秋冬は、毛蟹。と四季を通じて蟹を賞味できる幸い。ありがたきかな。花咲ガニというのは、北海道東（根室？）あたりが漁場なので、こちらではあまり馴染がないのが残念です。
晩ごはんは、海の幸づくし。スルメイカのお刺身・海老しゅうまい・めかぶの酢の物。カブと葉っぱの浅漬けは、朝に漬けたものです。らっきょう酢を加えて甘めにしました。
梅雨明けの直後の猛暑。熱中症警戒アラートがこの地区に発令されました。日中36℃くらいあったので花に水やりをするのもどうかと思い、夜まで待ちました。夜９時近くに庭の花たちを見ると、ぐったりうち萎れていましたので、急いでホースでシャワー全開。ずっと美しく咲いて心を慰めてくれた植物たちに、ごめんね、と詫びながら水を撒きました。早朝、起きたらまた水やりをするので、ホースはそのまま出しっぱなし。神棚とお仏壇にはそのあとにお水をお供えします。お水の大切さを考えるにつけ、各地の盛り土に伴う災害が頻発していること、昔なら絶対に侵してはいけない領域にまで人の手が加えられていることの反動がこのありさまなのだと感じます。いくら警告をしても繰り返す過ちを、自然の脅威として示すしかないのでは。人間は本当に愚かだ。
明日のお仕事。エプロンの下のシャツがビショルの嫌だな～～(*_*;
