学食や病院のおかずは、鶏肉が多い。
お正月気分に、水をさすようでごめんなさい。
不謹慎と感じる方は、どうぞ読まないで。
以前、
夫が入院していた病院は、廃鶏を安く買って調理するという噂が流れていました。
病院食は、鶏肉料理がやたら多いわ。
退院した夫の身体は、まるで「廃鶏」のようで、直視したくなかったことを
思い出します。
で、学食でも鶏肉料理が頻繁に出され、クリスマスやお正月にも鶏の唐揚げや
丸焼きやらで家族団らん。
牛は怖いけれど、鶏なら・・安全か~安いし、子どもが喜ぶし。
てな具合に、考えている人も多いと思います。
ところが! 鶏糞を、牛の飼料に使っていることを、
どれだけの人が、
知っているでしょうか。
その鶏糞を出すニワトリたちは、なんと、牛の肉骨粉を食べさせられて
狭いゲージにびっしり詰め込まれて、
死にそうになっているのです・・・↓の映像をご覧ください。
http://www.petatv.com/tvpopup/Prefs.asp?video=inside_egg 12月31日付きの
きっこさんのブログ「それでも食べたい人はご自由に」の動画です。
昔は庭先で、健康的に育っていたニワトリの姿は、
もうどこにも見あたりません。
この映像を見て、泣かない人はどうかしています。
私も、地元の養鶏場からニワトリを3羽買ってきたことがあります。
だいぶ前のことですが、狭いケージに並んだ彼らのくちばしは
先端が切り取られていました。ワケをたずねると、
隣同士でつつきあって
けがをするのを防ぐためだと言われました。
買ってきて、庭に放した3羽のニワトリは、
いっしょうけんめい土をほじくり、かたちんばのくちばしで
苦労して虫を挟み込んでいました。
それでも、まもなく元気になって、小ぶりの卵を産んでくれました。
人なつこく、後ろをついて歩きました。
今はもう、飼っていません。
庭を半分、義理の姉に持っていかれたからです。
この映像にある「いせ食品」は、あの例の、会社です。
http://www.ise-egg.co.jp/buy/products/p01.html
百聞は一見に如かず。
スーパーで、数日前に買いましたよ、この卵!
泣きながらこの映像をご覧ください。
私たちが、簡単に余して捨てるトリ肉。
子どもたちの大好きな鶏肉料理。
日本の潤沢な鶏肉食材が、こういうところからも由来することを、
たくさんの人に知ってもらいたいと
思います。
この映像は、「きっこの日記」ブログ所蔵のものをお借りしました。
きっこさん、ありがとうございます。