narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

歌う魚


光と風が、春を告げています。

 今年は雪が多かったので、ひとしお春が恋しいな。

 梅の鉢を買いましょう。

 今日はおひな様のための、桃の花を買いました。

 それと、さくらもち。

 春は、和菓子の気分です。

 おいしい緑茶をいれて、いただきました。

なんだかんだあるけれど、本当に「日本」は平和な国です。

 そういう国に生まれたことは、すごい幸せなんじゃないでしょうか。 


 さて、スリランカの難民キャンプ。

 何十万人の人が、戦禍の故郷を捨ててキャンプで暮らしていると聞きます。

 近くの海には、平和なころ、「歌う魚」がいたそうです。

 夜になると、うるさいくらいに集まって、魚が歌ったとか。

 ところが、内戦が続き、人々が町を捨てて逃れてしまったら、

 魚が歌わなくなってしまったそうです。

「歌う魚」も、戦争によって町を去ってしまったそうです。

 
 石井光太さんという作家の方、

 インドを舞台に、『物乞う仏陀』という話題作を書いてらっしゃいます。

 世界中の国を旅している、行動派の作家。まだ29歳の若者です。

 石井さんの目に映る「日本」と私の目に映るそれとは、大きな違いが

 あるのだろうなあ・・

 世界中を旅してると、いろんな偶然が積み重なって出会うことがあるそうです。

 大切な出会いの、ほぼすべてが偶然の賜物と。

 偶然こそが人生なのかもしれません、ともおっしゃっています。

 定住者である私も、やはり同感。

 ですから、偶然は単なる偶然とは思えないのです。

 「歌う魚」と「人間」。

 海と陸をつなぐもの・・・水。

 水の記憶  意識  命。