活きのいい鯖を味噌煮に。ひじきと大豆。カブとキュウリの浅漬け。庭の花。
亡き母の形見の料理本を、もう何十年も愛用しています。
もう手すれでボロボロですが、母の心が感じられ・・
季節ごとに献立が並んでいて、とてもわかりやすい手順。
鯖は、夏の季語。
散歩しながら魚屋さんを物色したら、
目の中に、海がある!
天然真鯛のお刺身をやめて、鯖の味噌煮にしました。
筒切りにして、わたを抜いて、血合いをきれいに流し、
塩水で洗い、ざるにあげておきます。
エリンギを細く手で裂き、豆腐は湯通し。
しょうがは皮付きで(国産のほうがおいしい)薄切り、
水1と3分の1カップと赤味噌と三温糖を適宜。
酒大さじ2.しょうゆ小さじ1をまぜて、
鷹の爪としょうがを入れて火にかけ、湯気がたったら
鯖を並べて弱火でぐつぐつ。
火が通ったら、鯖を片側に寄せて、エリンギと豆腐を加え、
時々なべをゆすりながら弱火で7分煮ます。
中まで味がしみこむように、じっくり煮ると良いです。
エリンギって、多様な使い方ができるのです。
シャキシャキとした歯ごたえが、いい。
さばさばさば~魚を食べよう♪
スーパーの総菜コーナーの鯖には、
カラダに良くないナンチャラカンチャラという添加物が含まれるので
できるなら、自分で作った方が安心だし、おいしいです。
意外なほど、かんたんに作れます。
魚をさばけない奥さんが増えているそうですが、
できないときは、お魚屋さんやスーパーの魚部スタッフに
頼むと、快くさばいて下さいます。
魚は、下ごしらえが肝心!
安くて鮮度の良い 旬の魚をいただくと
なにやら遠い海の旅をしている気分になるのです。
ありがたいことです。