アサリのお味噌汁。
アサリの粒が小さいのしかなかった。
もっと大きく育つまで、待てなかったのかしらとぶつぶつ言いながら
お味噌汁を作りました。
ダシが良くきいてて、おいしかったけれど・・・乱獲でこの先
もっと獲れなくなくなるんだろうなと思いました。
子どもの頃は、海にアワビもウニも大きいのがたくさんあって、
子どもの素潜りでも、簡単にとることができました。
アワビ御殿やウニ御殿が建つようになって、
その頃から、もうダメになった。
規制され、監視員が厳しく取り締まるようになって、
いつからか、自由に海で泳ぐこともできなくなって・・
美しい海の色も 消えてしまいました。
今、アワビの値段を見るとドキっとします。
アサリ・シジミも値段がどんどん高くなっていき、反比例するように
実は小粒になって。
赤貝の缶詰、好きでしたが、今のそれは偽物です。
本物の赤貝じゃない。
似て非なる外国産のものを、売っています。それも高く。
本物が失われた世界になってしまったのは誰のせい?
せつない気持ちで、昔のアサリの味を懐かしんでいます。
筋子(鮭の卵)も、本物じゃなく、鱒子(ますの卵)を偽って売っている。
それも、ちゃんと重しをかけず、生臭みの強い作り方になってるから
とんと、食べる気がしません。
私たちの世代がギリギリかしらね。その違いがわかるのは・・・
コンビニ味世代が、主流になってくると、
それが「本物の味」となってしまうのでしょうか。
「ヒカルゲンジって、人なの~~?」
今日、17歳の女子から聞かれました。
「・・・・ひとだよお~?!」って、園児に答えるように返事をしました。
朝からぐったり、脱力感(苦笑)のnarinattaです・・・