花鳥風月 みな料理
ナシゴレン&あさりの酒蒸し
空のアート。
朝から夜まで、美しいアートを見せてくれる地球さん、
ありがとう。
今日は、空があまりにも美しいので、
「空見た?」と出会う人に声をかけました。
共鳴する人もいれば、
「下ばかり見てたから、わからないですね~」
さまざまです。
同じ水の惑星に住んでいながら、
見てるものは、それぞれ別だから おもしろいものです。
死後の世界も、これと同じだと聞いたことがあります。
天国も地獄も、生前のまんまの生き方が反映されると・・
はたから見れば、ひどい悪臭と醜悪な地獄界でも
そこにいる人々は、それが生前の居心地の良い世界だったから
なんとも思わないで、うごめいているんだって。
天界は、美しい空、きれいな花、音楽、光・・
とすれば、
今、私が見ているこの世界が、即、浄土になるわけです。
要は、心ひとつで、地獄も天国も混在するのが
我々の「3次元世界」というわけです。
そこで一隅を照らすことができれば、最高の幸福じゃないかしら。
さて今夜は
ナシゴレン&あさりの酒蒸し。
インドネシアではお馴染みのナシゴレン。
ナシはご飯、ゴレンは炒める(揚げる)の意味。
カラッと揚げたえびせんべい(クルプック)はお好みで。
さくらももこさんのエッセイに、インドネシアで食べた
ナシゴレンにハマった話を読んで、
2年前上京したときに、丸ビルのレストランで、
初めて食べて、とってもおいしかった!!
チリソースが決め手なんですな、これは。
食べ慣れてみれば、なんということもない「アジアのチャーハン」
でも、チリソースでエキゾチックな気分が高まるのです。
せっかくパスポートも更新したことだし、
インドネシアに行くぞッッ!と鼻息まで荒くしていただきました。
アサリの酒蒸しは、酒の力技です!
真露(韓国焼酎じんろ)で、やってみました。
アサリは、大きめな粒じゃないと、しょぼくれて見える ですよ。
ガーリック炒め、にんにくの茎といためるのもオツでげすな♪
NHK『プロフェッショナル』は
京都「吉兆」!!
開拓精神て、老舗にとっても大切なものだと実感しました。
のれんの力に安住してちゃ、守りきれない厳しい世界を
楽しく、勇気をもって立ち向かってゆく徳岡邦夫さんに拍手!!
「工夫して心くだくる思いには、花鳥風月、みな料理なり」。
徳岡さんの祖父で、創業者・湯木貞一氏の言葉。
「工夫を凝らして、相手のことを心から想えば、
あらゆるものが料理になる」という意味だそうです。
客一人一人に合わせた料理を考え、もてなす。
感銘深い言葉・・・日本の企業すべてが、日本人すべてが
こういう気持ちを持てたら、
どんなにすばらしい国になるでしょうか。