氷柱のカーテン
縁側が騒がしい。
お日様で溶けた雪やらツララやらが、
屋根からバサッ、ドサッと落ちてくる音だ。
氷柱を指で触る時の清冽ななめらかさ、
光に反射する透明なきらめきや、水滴がポツンポツン・・
滴りの速度なんかが好きで、
時間があれば、ずっと眺めていたいと思う。
溶けていく存在であれば、刺さる、
貫く、凶器的な鋭さも許せる。
自分の気持ちを貫き通すと、
だんだん本当に会いたかった人や物事に不思議とたどりつく。
謙虚に頑固。これ大切なことかもしれない。
除雪車が置いていった雪の塊の除去作業をしながら、
隣近所の人と、世間話をするのも一興。
ふだんは、
早朝出勤、夜帰宅で、なかなか話しをする機会がないから
この時間は、貴重なのだ。
うちの干し柿が、おいしかったとほめてもらえて嬉しい♪
センター試験、国語。
例年並みの難易度だった。