命日
1月10日は、母の命日。
明日からまた忙しくなるので、今日お墓参りに行ってきました。
お花やさんで、きれいな菊と百合とカーネーションを買って。
これから親孝行ができるという矢先に亡くなった母でした。
母の急逝の1ヶ月ほど前に、太陽が突然沈む夢を見ました。
そして、危篤の知らせを受ける前、私は六本木で友人と再会し、
歓談していたのですが、頭に激痛が走り、その場で倒れてしまいました。
友人には悪かったのですが、目も開けられない状態になり、
やっとの思いで、ホテルについたとたん、電話で知らされたのです。
受験を終えた妹と、夜汽車で戻ったときは、もう、この世の人では
ありませんでした。
親の死に目にあえなかった、姉妹です。
あれから、ずいぶんと月日がながれ、実母はあちらで成仏しています。
わたしたちを、ずっと見守ってくれています。
いつもお墓参りは、良い天気。
今日も、
さっきまで降っていた雪が、パタっとやんで、暖かい日差しがさしてきました。
お墓参りは、できれば、朝の方がいいです。
手を合わせて感謝して、そのあと、実家の父と継母のところに寄りました。
お仏壇に挨拶をして、しばし歓談。
父の肩と首のあたりがすごく固く張っているようなので、
うつぶせにして揉みました。左右の足の大きさが、だいぶ違う。
父は、先日2時間も雪道を運転して、継母を市外の市民病院に
連れていったとの事。
雪道の運転は、私でも怖いのに・・・
継母は、乳ガン・子宮ガンの手術をしています。
乳ガンは再発のおそれは無くなりましたが、子宮ガンは、5年たったので
検査の結果を聞きに行ったとのこと。大丈夫だと言われてひと安心。
しかし、継母の母も、同じ病気で亡くなっているので、心の奥で
そのことを意識しているふしがあります。
意識しすぎると、思いが現実化します。
自分で病気を招いてしまう心癖は、直さないと。
もっとポジティブな、ストレスをためこまない心を持ってほしいのですが・・・。
父は、最初の妻を脳血栓症で失い、縁あって再婚した今の妻も、
度重なるガンという病気とアルツハイマーの発症のために、穏やかな老後を
エンジョイするというわけにはいかなくなりました。
40代の頃、父自身も腎臓ガンで、片方、腎臓をとっているので、
あまり無理できないのに、そんなこんなで、からだが
ガチガチに凝ってしまっているのです。
アルツハイマーによる失語症は、相手の話を理解できなくなる病気。
ですから、何度も同じことを聞くわけです。
会話が成立しにくく、完全に父に依存した状態。
退行して、子どもみたいな継母を、よく辛抱強く世話している・・・
せつないです。
同居していなければわからない苦労が、たくさんあるでしょう。
何の因果で、こうなったのか・・・
でも、逆に考えると父は、妻を守ることで、
生きるパワーをもらっているのかも しれません。
で、今度の土曜日、足つぼの先生のところで、
両親を治療してもらうことにしました。
少しでも、楽になればいいのだけれど・・・
ところで、産婦人科のお医者さんの減少が、問題になっています。
そのことについては後日。