ふきのとう
帰ってきたら、夫が
「庭のふきのとうが出てきたよ」って
あく抜きをして、細かくきざみ、
マヨネーズドレッシングを作りました。
サラダにつけて食べたら、ほろ苦い春の香りが口に広がりました。
季節感を楽しむ「食の醍醐味」とでもいいましょうか♪
仏教説話に
地獄と極楽の違いは、食べ方にあると。
地獄にいる人は、長~~い箸で食べ物をつまんで
自分の口に運んでも食べられないから餓鬼のまま苦しむ。
極楽にいる人は、長~~い箸で食べ物をつまんだら
それを人の口に運んで食べてもらう。
相手も同じように運んでくれるので、みんな笑顔で満たされるから
餓鬼にならずにすむというお話。
子どもの頃、本を読んで「なるほどな~~」と感心しました。
それから、「食」の歓びは、人と分かち合えることにあると実感して
このブログのタイトルも「光食」としたのです。
自分がおいしいと思ったものは、
少しでもみんなと分かち合い、共に「おいしいね♪」と喜びあいたいのです。
でも、お金持ちではありませんから限度がありますが(笑)
一人で食事をすると、
どうでも良くなって、しまいには総菜のパックのまま
食べ散らかす危険性があるため
あえて「器」に凝っていると書いてらしたのは、向田邦子さんでした。
同感です。自堕落になるのは簡単だからな~。
口うるさい夫に感謝しなくては。
昨日の一件、
職場に幼友達がいて、前任校でも一緒だったから
聞いてみると、
「ここは良くも悪くも個人主義で・・・ヘンだと思うよ。
他人に奉仕する心が足りない風潮があるみたい・・」
彼女とふたりで、
だんだん変えていこうねと短い時間に合意しました。
要は「人」です。
以前の職場にも、不思議ちゃんがいまして、
その時はわからなくても、何年かたってわかることもあるし。
そういえば、
昔、「貴婦人会」という名前で
年に数回、女性だけの昼食会ってのもあった。
高等女学校出の先輩教師が3人いらして
女性陣をはべらして・・・(-_-;)
お声がかかって誘われたんだけど、
自分たちに「貴婦人」って呼称をつけるって
鈍感さにあっけにとられたし、
当時、クラス担任は女性で私一人だけで
(当時の校長は、女に担任は任せられん!という差別主義者だった!)
昼食もゆっくりとれずに生徒と面談指導してたから、
そんな会に参加できる余裕もなく
しばらくの間、仕返しに
そのお三方から「シカト」されるという目にあいました。
どんだけ~
ま、いまじゃ、彼女たちとも仲良く歓談していますが(笑)
思い出すとキリがありません、今日はこのへんで♪
明日は、卒業式。