narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

間瀬 豊 院長


月1の通院先の病院へ行ってきました。
無呼吸の器械に内蔵してるデータカードを持参して
医師にデータ分析してもらい、月ごとの器械レンタル料金を
支払うというシステムになっています。で、

望月先生が三田からいらっしゃる日に、私が横浜に出張で、
お会いできなかったので、今日は院長先生の受診に
なったのでした。2月に会ったときに望月先生から
顎が小さいのが無呼吸症候群の原因だと。減量して治るのは
全体の2割程度だということも教えていただきました。

ところが、看護師に院長先生はデータ分析はなさいません
と言われ、無駄足か、と支払いだけで帰ろうとしましたが、

 待てよ。診察だけでもしていただこうと
お願いしました。

院長先生は、間瀬 豊先生という方です。

慈恵会医大のスタッフが中心の病院で
サイトはここ。http://www.chibiki-hp.com/
慈恵会医大の建学の精神は
「病気を診ずして病人を診よ」

初めて、院長先生に対面しました。

そして、お顔をみるなり、直感で、
「あ、この方はいい!」(生意気な表現で失礼)
ピンときました。
目を見ればわかる(←ホワイト犬かっ)

今までの経緯を説明し、気になることを質問しましたら、
こちらが安心する回答と今後の方針を、丁寧に説明して
下さいました。
昔ながらの、聴診器と触診もしていただきました。
(手のぬくもりが、なんだかいいんだよね~♪)
そして、背中の右側の、たまに生ずる鈍痛は、胆石の放散痛
だから、別な病気ではないこともわかりホッとしました。
(実はこの時点で、胆石のことは、私から申告しなかったし
 カルテにも記載されていなかったこと)
見抜いたのは、さすが!です。

私の住む市の公立病院は、決定的な医師不足で、赤字経営
受診するまで、半日も待合室で待っていなければならず、
やっと診察になっても「無口」な医師で
患者に目を合わせるより、パソコンの画面ばかり見て

「肝臓に水があります・・・」 クリック

「胆石があります・・・」   クリック

「肺の・・・が消えて、ここが増えています・・・」

クリック クリック

だから、それがどういうことか、どうすればどうなるか
こちらとしては不安だらけになることを
聞かなければ、何も説明してくれず
突っ込んで原因を聞いたとしても
「・・・わかりません・・・」
「次は、3ヶ月後にまた検査しましょう・・・」
クリック、カタカタ、クリック・・・
で、予約の日時を確定して、おしまい。


「放置プレイか!!」


医師に「わかりません」と言われた日にゃ、どうすればいいだか。

仕事にも支障があるので、できれば公立病院に行きたくない。
のだが、ここじゃなきゃダメという指定があるので
春の職員対象の循環器健診で、「要精検」の通知が来たら
どうしても、その公立病院に行かなきゃなんないわけです。
それに大きな検査の機械が、そこにしかないということも
要因なのです。
第1内科に1人、第2内科に1人しか常勤医がいない公立病院って
どーよ?!
去年のクリスマスの夜に検査入院したH市の「健生クリニック」は、
内科だけでも6人くらいの医師の診察室があったように思う。
待ち時間もそんなにかからなかったし。これぞまさに

「医療の地域格差」 じゃないか!

憤慨してたらきりがないので、もう書きませんが
(いや、書くかもしれませんが)

間瀬院長先生は、私の実情を話すと
肝臓の水(嚢胞)は、心配いらないと明確に答えていただき、
胆石も経過観察していけば大丈夫、ということで、
こちらの病院にも検査の機械がある旨を説明して下さり、
「もし、当病院でできない場合は、公立と地域連携していきます」
というお話なので、これからはこちらの病院に1本化していこうと
決めました。土曜日営業なのが、なにしろ私らの職業にとって
有り難いことで。ホントは地元の公立病院が近いし
いいんだけれど・・・現状がこうだから、しようがありません。

やはり、肝心なのは
「自分に合う医師」を見つけることです。
私は今回、院長先生にお会いできて本当に良かったと思いました。
「医は仁術」
患者をますます不安にさせる公立病院の医師のありかたを問います。
いくら多忙とはいえ、
パソコンに対面して、カキコばかりしている医師の横顔が
とても冷たく感じる患者が多いことを、知ってほしいと思います。


間瀬院長の診察を終えて、愛車のエンジン音を聞きながら
車内のミラーを見上げると
心なしか、頬が紅潮しているようでした。
なんか、元気になったよ、w(^-^)w

来週の月曜日(29日)、定期検査のため公立病院に行くので
まる1日、休みをとります。
検査が終わったら、公立病院のT医師に事情を説明して
今度からは、
望月先生と間瀬院長先生にお世話になるつもりです。