内臓提供意思表示シール
昨日書いた、内臓疾患には、感情が影響するって話、
伝統的中国医学(Traditional Chinese Medicine: 略してTCM)では
七つの感情が身体の状態に良くない影響を与えることがあると考えており、
これを七つの悪魔と呼んで、病気の診断や治療に役立てているというのです。
七つの感情とは、喜び、怒り、哀しみ、悲嘆、思いに沈むこと、恐れ、恐怖です。
問題は、特定の感情が多すぎるか少なすぎるかして、
長いあいだその人に影響を与え続ける場合です。
たとえば喜びが多すぎると、気が分散してエネルギーのめぐりが遅くなる。
怒りが多すぎると頭の方にエネルギーが上昇。
悲しみは気を弱め、思いに沈みすぎると気が停滞します。
また、恐れはエネルギーを身体の下のほうに下降させます。
恐怖は気を混沌させるともいいます。
これらのことは体験的に納得できるのですが、
興味深いのは七つの感情と臓器の関係です。
喜びは心臓、怒りは肝臓、悲しみは肺、思いに沈むことは脾臓、
恐れと恐怖は腎臓ととても深い関係にあるというのです。
「病は気から」とは良く言ったもので、生活習慣病とは、
感情面のトラブルのシンボルということになります。
私たちは生きているかぎり何らかの感情を発生させています。
その感情とは、一種のエネルギーでもあります。
そのエネルギーレベルや変動の様相が通常の範囲内であれば
健康に問題はないのですが、
その範囲を超えてアンバランスな状態になったり、
常に同じエネルギーの波を発生させていると、
そのエネルギーに影響を受けやすい臓器に問題が生じてくるのです。
あるいは自分でも気づかないうちに
その臓器に良くないエネルギーをため込むことになります。
たとえば、私たちが怒りをうまくコントロールすることができないでいると、
身体はそれを私たちに伝えるため、高コレステロール血症、
抑うつ、ガンなどになります。
自分が何かを達成する能力がないと思ったり、
自分の理想に自分自身を無理やり押しつけようとすると、
身体は関節炎や痛風となって知らせようとするといいます。
さらに、無意識の心が自分をある理想の状態へとせき立てるのに、
自分の人格がそれに追いついていないと思うことで心に葛藤が生じると、
身体はアレルギー疾患を起こします。
否定的な感情や現実を見たくないという思いが強いと、
実際に目の疾患から視覚に問題が生じるともいいます。
感情的なものの記憶の中に残っている感情の毒素が、
歯の問題を生じさせるという見方をする医学者たちもいるようです。
実際に、月1でメンテナンスに歯科に行くと、
「この頃、仕事が忙しいでしょう」とか
「何か、ストレスありますね」とか指摘されます。
歯肉が赤くなってるから、わかるんですって。
歯は、自分以上に正直に物語っているらしいのです。
私たちはともすると
病気はお医者さんや薬がなおしてくれるものと思いがちです。
病気になった自分の内側の問題を「気づく」ことが大切です。
自分の心が今何を自分に訴えているのか?
そして、自分の感情エネルギーは今どうなっているのか?
そういうことに常に意識を向けるということ。
それが「気づき」の生活に心がけるということでもある。
東洋医学って、奥が深いですね。
で、この画像なんですが、
いきなり、こういう用紙が配布されました。
なんですか、いきなり!
ちょっと驚きました。
このシールを健康組合員証の裏面に貼れって。
保護シールで見えないように貼り付けて使用するのもアリって。
これ作ったの(社)日本臓器移植ネットワーク。
ふ~、今はこういうふうに
突然、有無を言わさずにやらされる時代なのか、
指示されるままに、貼るのか、みんなは。
臓器提供しろという命令じゃないし、あくまで選択は自由なんだから
いいじゃないか、では納得できないわ、私は。
だって、今紹介してきたように
臓器と感情の相互作用があるならば、
例えば、臓器提供者が死亡したときに抱えていた「怒り」や
「恐怖」の感情が、そのまま肝臓に磁気エネルギーとして
保存されたまま、提供されたら、それもらった患者さんに
そのまま、シフトされることにならない?
「鮮度の良い魚」みたいには「鮮度の良い人間の臓器」は
いかないんじゃないかな~。
だから、
私の組合員証には、このシール、
すぐには貼れない・・・と思った次第です。
そのうち、
絶対に貼れ、という命令が下されるまで、スタンバイだ、これ。
いや
臓器提供したくないとは言ってませんよ。
まず、考えよう。