narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

雨鱒のムニエルー

昨日、平内町の親戚からいただいた魚介類を、父が処理しておいてくれまして、
妹家族や、知人におすそわけして、あとは我が家でいただきました。
トゲクリカニ、大きくってミソがいっぱい詰まっていて、最高に美味しい美味しい!
蟹無口になり、ひたすらほおばりました。
トゲクリガニは、いわゆる「毛ガニ」と同様、クリガニ科の仲間です。
 例年、4月下旬から5月下旬頃まで陸奥湾内で漁獲されます。ちょうど県内の桜の見頃に旬を迎えることから、古くから「花見ガニ」「桜ガニ」とも呼ばれ、お花見の宴席には欠かせません。

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また、
雨鱒(あめます)という魚があります。川上健一氏の小説のタイトルにもなっているけれど、
今まで食べたことがありませんでした。
                          玉木宏さん・綾瀬はるかちゃん主演の映画も。


              鱒は、一度冷凍(ルイベ)しないと、寄生虫がいる場合があるので、こわいです。
              火を通さないで、刺身にする時には、いったん凍らせるのが鉄則。
ルイベは、冷凍保存食としてアイヌ民族が古くから冬場の魚を食する方法としていました。
鮭(鱒)は体内に寄生虫を宿すことがあります。
寄生虫を宿した生鮭を生のままで食すると、この寄生虫が胃に食らいついてとても痛いものだそうです。
この寄生虫の対処方法は熱するか冷凍するか切り刻むかしかありませんので、ルイベはアイヌの食し方と生食(刺身)希望が見事にひとつになった食し方だと思います。

エンガワの部分を、今夜はムニエルにしていただきました。 塩コショウして小麦粉はたいてバターでソテー♪
これも、美味しい! 美味しい!
身が甘くて優しい味です。季節のものをいただけるありがたさ。 感謝感謝です。ヾ(*´∀`*)ノ


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こうして楽しい夕餉をしていたところ、一本の電話が。
ご飯時に電話よこすなんて、非常識だわ。。と思い、父の電話を聞いていましたら、
どうやら所属しているボランティア団体の、ある女性からでした。
なにやら、年度末のゴタゴタな話を1時間も聞かされて、父もよく我慢したものです。
きわめて冷静に対処していました。
私なら、とっくにキレていたかもしれません。ああでもないこうでもないの長話にはうんざりします。
組織のしがらみというのが必ずどこにでもあるもので、そういうのがイヤなら所属しなければいいだけのことなんでしょうけれど。
電話を終えてから、すっかり食欲のなくなった父と、フルーツゼリーとコーヒーを飲んで、
自宅に戻りました。
私もこれから職場のスタッフの某氏にどう向き合っていくか、思案中です。
うまく受け流せないで、つい「ガチ」になる性分なのでね。 はいはい、と流せば簡単なんですがね。

明日は、雨鱒のムニエルをお弁当に詰めて出陣。 ずっと会議が続きます。