narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

『ブレードランナー2049』

編集会議のために、出張でした。でも晴れていて良かった。
みなさん、祝福して下さったのでうれしい。励みになりました。
帰りが夕方なので見遠しが悪くて慎重に運転しました。

お昼のお弁当
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先日の審査会は、弁当持参だったので有難いことです。

さて、3日の祝日に 『ブレードランナー2049』 観て来ました。
35年前、『ブレードランナー』を観た衝撃は、いまだ忘れられません。
今作は、大好きなライアン・ゴズリングが主演で、ハリソン・フォードと共演するので絶対に映画館で
観るつもりだったから、大満足。時間があれば、細部にわたってもう一度観に行きたい。
コアなファンなら、みんな思うはず。どれもこれも精緻な作りなもので。
未来の地球は、こういう荒れ果てた地なのだ。
木が滅びて稀少価値に。
免疫不全になっている「人類」。

まさに、その引き金を引こうとしている2017年の日本と米国の首脳。
古くなった米軍兵器を大量購入して、取り入ろうとする我が国の愚かなトップリーダー。
(参照:現代ビジネス)
娘のイバンカ大統領補佐官をもてなし、57億円を寄付。
横田基地に大統領専用機で降り立ったトランプ氏が、日本に武器購入を迫った。
「非常に重要なのは、日本が膨大な武器を追加で買うことだ。我々は世界最強の武器をつくっている」とのセールス・トークから切り出し、「完全なステルス機能を持つF35戦闘機も、多様なミサイルもある」と具体的品目の購入を迫った。

 F35は、来年3月には青森県航空自衛隊三沢基地に配備されることが決まっているものの、
機体はソフトウェアが未完成なため、機関砲も赤外線ミサイルも撃てず、領空侵犯に対処する緊急発進待機の任務につけないことが判明している(参照:現代ビジネス2017年10月5日寄稿「自衛隊の次期戦闘機・F35、実は『重要ソフト』が未完成だった」)。

そんな、戦闘機というより「ただの飛行機」に近いF35を、もっともっと買えというのだ。
F35は来年度防衛費の概算要求では1機あたり147億円もする。
すでに42機を米国から買うことになっているのだ…。
(引用終わり)
訓練不能ポンコツを「おもてなし」でいともあっさりと購入するこの国の首相。 
消費税アップはこのためであるのに、うわべの名目は教育の無償化とは。
国民の血税の私物化もはなはだしい。
今週号の「週刊新潮」の見出しが 「安倍総理はトランプ父娘の靴を舐めたか」11月16日号
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映画に話を戻します・・
大停電。
弾道ミサイルを迎撃しかねない首脳会談の果てに、電磁パルス攻撃によりメルトダウンした
日本原発放射能が一気に世界を汚染する・・・世界の破滅が目前に。
そして『ブレードランナー2049』のリアル映像の現実化へ。
地続きの社会問題の未来像。

映画に、食料源として貴重なたんぱく源「白い芋虫の幼虫」がうつし出された。
もう、魚は食べられない。
人造人間レプリカントのいない、今という時代、いったい誰が誰を守れるのか。
SF映画は、いつも観客の一歩先をいくから
前作も今作も、東洋的な映像や文字が登場するのは、単なる偶然ではあるまい。

太陽のない灰色の空。
雪が降る階段。人間の純粋な魂を持ちたいと願い続けたK(ライアン・ゴズリング)。
エンディングがすばらしい。
レプリカント(人造人間)とAI(人工知能)と人間を絡ませた「人間とは何?」という実存主義文学が
今作のテーマである。

ライアン・ゴズリングの『ナイスガイズ!』のショボイ探偵役も名演技だった。
次回作は、宇宙飛行士のニール・アームストロングだという。
それも楽しみ♪
もし、トランプの人種差別発言がなかったら、
アカデミー賞は『ラ・ラ・ランド』だったはず。残念でしょうがない。
アカデミー賞受賞作品のムーンライトも観たけれど
・・悪いけれど途中で寝てしまった。

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