20代の教え子からお知らせしたいことがあると言われて、今日のランチタイムは「ウッディ」にしました。
お祝いをかねてのランチだと思いきや、彼女はとてつもないdangerous zoneに陥っていました。話を聞くと、結婚したい男性がまるでK.K母子を髣髴とさせる、いやそれ以上の複雑な要因をはらんでいる人だとわかり、彼女も覚悟の上のチャレンジだというのです。伴侶となる?お相手がちゃんとしているからいいんじゃない?と友人は認めてくれるけれど、彼女の家族も彼女を愛している人たちも、全員反対。結果、入籍はせず同棲に踏み切り、アパートに引っ越したという話です。
彼女のお母様とは、このことが原因で大喧嘩になり、断絶に近い状態みたいです。心優しい彼女だから家族との不和は耐えがたいでしょう。しかし、家族よりも彼を選んだ。そのうち、彼の一家の浪費がかさみ彼女の身がもたなくなる流れになっていくのは必定と推測されます。しょうもない…なぜそんな恋をしたのかしら。「私、ダメンズばかりに会うんですよ…はじめはそうじゃなくても、だんだんダメンズになっていくの…私がそうさせているんじゃないかな。」しっかり者ゆえ、世話をしすぎてしまうのか、とも。
生徒の頃の彼女は、それはもう明るくってみんなのまとめ役で、大好きでした。幸せになるって、実はカンタンなことじゃなく、悲しい血の汗を流しながら敢えて飛び込んでいく若さと勇気が必要なのかもしれません。心優しい彼女が、般若にならないようにと祈るしかありません。仏の顔が反転すると鬼になる。
大きな津波に襲われて、彼女のピュアな魂が汚れないようにと祈るしかありません。そして、どうかお相手の方が、彼女の信頼に足る誠実な方でありますように。