narinattaのスイートプラン

気ままなライフ日記

エスカルゴ

🔷 エスカルゴ(冷凍)

骨折で車の運転や調理ができないので、冷凍庫から出してオーブン焼きをしました。

日本の「ツブ貝」に似た食感で、にんにくとパセリが香る「エスカルゴバター」をトーストにかけていただきました。久しぶりのフレンチ♬美味♬

フランス料理でお馴染みのエスカルゴは、カタツムリの中でも数少ない食用のカタツムリです。ガーリックバターで貝殻ごと調理するエスカルゴはフランスのブルゴーニュ地方で昔から食べられてきた郷土料理で、ローマ帝国時代から食されていた「昆虫食」。若い頃、ホテルのフレンチレストランで、例のハサむ器具(エスカルゴトング)をうまく使えなくて、ぴょーんと皿から飛び出して赤面した思い出があります💧

このところ、パ○○の『超○』パンの不買運動があるらしく、スーパーで30%オフで売られていました。理由は「こおろぎパン」を販売しているからだと。あの無○○品も!!食用コオロギパウダーを練り込んだ「コオロギせんべい」「コオロギチョコ」を販売しているとか。河野太郎デジタル大臣が、国の一押しの高たんぱく食品として徳島発のベンチャービジネスを推奨していて、大企業や個人商店に補助金を出しているそうです。食糧危機の対策なんだとか。たんぱく質の補充なら、農業や漁業、畜産業などの食料自給率を一刻も早く高めればいいのに。
学校給食にも使われて物議をかもしています。 

<引用はじめ>公立高校の「コオロギ入り給食」は、去年11月と先月の2度出されたという。調理実習として教師・生徒が料理し、全員ではなく希望生徒のみが試食した。メニューは生徒が考案したもので、コオロギパウダーを使った「かぼちゃコロッケ」が出された。J-CAST ニュースによると、学校担当者は「抗議の声が強く、今後の仕様は考えられない」と話しているという。<引用終わり>

子どもが、選択の余地のない給食で食べさせられるというのは、どうなんでしょう。小学生の時、クラスメートがお弁当に「イナゴの佃煮」を持ってきたことがあって驚愕したことがありますが、農村地帯では普通に食されていた「昆虫食」でした。私は見た目がアレで食べなかったですが、「ハチノコ」なども昔からの日本の食生活に取り入れられた昆虫食でした。「コオロギ」は歴史上、日本では食べてこなかったモノですよね。むしろ「便所コオロギ」のイメージが濃くて、雑食で死骸なども餌にする生き物ですよね。コオロギは鳴き声を楽しむイメージが強いので、体内で消化酵素を持っていない日本人が食べてもいいのかしら。加熱しても耐える細菌をコオロギが持っているとも書かれています。5年くらい前、食品安全委員会は、2018年9月、EFSA(欧州食品安全機関)が公表した「食品としてのコオロギのリスクプロファイル」の文書を紹介しており、そこでは「懸念」として

(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。

 との記載があるのです。

大人なら、自分の選択で食べる食べないを決めることができますが、給食となるとそうはいきません。まして味噌や醤油や飲料などにもコオロギパウダーを混ぜて販売している会社もあると。知らないうちに国の推奨する食品としてごり押しされるというのは・・。パッケージの裏に「コオロギ」と記載されているかどうか確かめて買わねばならないのは、極めて煩雑です。(儲けを優先すれば記載しない企業もあるかもしれません)コオロギを大量養殖する工場で、停電や災害が起こった時のことを想像するだけで!!!そもそも環境ビジネスってヤバいって個人的な感想を持っています。実は、知人の茶屋で「コオロギ食」の幟をひらめかせていたのが、この記事を書いたきっかけです。昔、高校時代に一緒だったバンドメンバーの一人、(今はおっさん)が補助金もらって売ってるんだ・・ってね。



🔷今日の一句

すれ違ふ赤きゴンドラ春の雲