雪南天
たとい雨降、雪降ともおもしろかるべし。
童心の時には雪遊びをせしものと思い出すべし。
(禅僧・鈴木正三のことば)
大好きな松岡正剛さんが、2月から、
NHK教育テレビ
「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝-白川静」に出演、
漢字研究に生涯をかけた白川静さんの世界を
全4回にわたって語ります。
白川静氏は、文字の神様。
「漢字はその一字ずつ、一画ずつが
神の依代づくりのプロセスであって、憑坐(よりまし)なのだ」
とする松岡さんとコラボすればいいな~と
以前から思っていましたが、
白川氏が御逝去なさってから、実現しました。
できることなら、お元気なうちに対談していただきたかった。
茂木健一郎氏と松岡氏も同じ匂いがするな~と思っていたら、
やはり本を共著で出されました。
もうすぐ本が届くし♪ 楽しみ。
彼らに共通しているのは、「遊」
本気で大人が遊ぶと こういう具合になるのだよ。
と、体現してくれていること。
一枚の木の葉でも、
ひとすじの光をでも愛さなければならない。
動物を愛し、植物を愛し、
あらゆる物を愛さなければならない。
あらゆるものを愛すれば、
それらの物のもっている神の秘密がわかるだろう
(ドストエフスキーのことば『カラマーゾフの兄弟』)