海鼠(なまこ)
このわた
冬の定番、ナマコ。
正月料理として供される海の幸。
父が持ってきてくれたのですが、食べきれないので
近所におすそわけしました。
ナマコって鮮度が命だから、早く食べないと溶けてしまうのでっ。
県産。Y町の特産で、いいものは築地に直行する珍味ですが、
これを食べようとした人は、勇気があるな~~~って
つくづく思います。
小さいときは、しょっちゅう食べてたのに
今は「高級品」扱い。出世したもんだ(笑)
普通、酢の物にします。コリコリっと磯の香が広がり、
日本酒と相性がいいの。
真ん中の写真は、「このわた」。
「海鼠腸」 つまり真ナマコから採った腸を材料にして作る塩辛のこと。
一匹のナマコから採れる腸は一本だけ。
20Kのナマコから牛乳瓶一本分(180g)しか採れない海の貴重品です。
江戸時代から 「カラスミ」 「ウニ」 「コノワタ」 と
天下の三大珍味のひとつとして知られていました。
『古事記』にも記載されているから、日本古来の伝統食なんでしょうね。
でも、今の若い人は・・・見た目が見た目だけに
敬遠するかも ね(笑)
「このわた」は、塩辛なので、
甘エビと和えて 炊きたてごはんにのせて食べると美味しい♪